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[古団地リノベ#10] 古団地リノベならではのメリット? 〜 窓

築60年超の団地の一室のスケルトンリフォーム記録です。現在50平米の古団地の一室に家族4人と1匹で住んでいます。子どもが成長するに従いだんだん手狭に、そんな中、隣室が開くという事で、購入しましてフルリノベをしています。建築家や工務店を介さず直接職人さんにお願いする方法で、ゆっくりやっていますが、どうなることやら。完成は2024年11月の予定!

このノートについて

古団地リノベは古いというのを除けばメリットだらけです。まぁ、古いというデメリットを覆い隠すかはワカリマセンが。

メリットの一つがサッシ。これ、全ての古団地でそうとは限らないのですが、うちの場合は、サッシは各戸で取り替えて良いという事になっています。普通はサッシは共有部ですので勝手に取り替える事はできません。ところが我らが築60年の古団地ではこれが交換可能です。

ウチの場合は、新築当時は鉄のサッシでした。重くてガラガラっと言うあれですね。断熱どころか気密性も全く無い代物です。これ建物全体でアルミサッシに変えるとなるとすごいお金がかかるのですが、管理費から出しますので、安全性に関わる部分と違い、なかなか賛成のコンセンサスを取るのが難しい。でも『各戸で変えて良いよ』というルールなら賛成を得やすいので、ウチの建物では自由に取り替える事が出来るようになっています。(もう鉄サッシの部屋はほとんど無いのですが、そうなると鉄サッシは、それはそれで趣がある気がしてきます)

この部屋も前の住民がアルミに取り替えてあったのですが、ガラガラの鉄サッシをカバーする形で付いています。

鉄サッシとそれをカバーする元々のアルミサッシ

鉄の枠を残し、アルミサッシを取り外して、そこに新しいアルミサッシをはめ込みます。

鉄枠にはめ込んだ新しいサッシ

窓が一回り小さくなってしまいますが、これは、やむを得ないかな。ちなみに、この窓は、前は、引違いドアでしたが、ベランダで隣室と行き来するために、半分をテラスドア、もう半分をFIX窓にしています。

大工さんが壁を作ってしまうと、サッシの交換が大変ですので、壁を作る前に全てのサッシ『全5枚』を交換しました。南向き窓三枚と北向き窓二枚です。

取り付け前のサッシ

元々お風呂のあったところの窓は、窓の下側を外に繰り出すタイプの窓だったのですが、風の入りや眺望を重視して、縦滑り出し窓にしました。ところでサッシってこんな形で届くんですね。

サッシさんが取り付けて、大工さんが、枠を作ります。ハンドルをクルクルっと回すと、窓が押し出されるように開くので、窓の大きさの割に開口部がでかく、結構、風が通ります。

窓は、リクシルのリプラスという樹脂とアルミのハイブリッドサッシで、トリプルガラスで断熱性能が高いそうです。もちろん窓リノベの補助金を使いました。というか補助金対象にするために、樹脂やトリプルガラスを選ばざるを得ない?

この補助金、すごい制約が厳しいそうで、今回、テラスドアとこの滑り出し窓は対象にならないそうです。なんでだろう。他の箇所は問題なく補助金対象なんですがちょっと残念。

でもまぁ、このスペースを引き違い窓にするのはもったいないので。でもなんで補助金対象外なんだろう。引違い窓より断熱性能良さそうなもんだけど。
こんな使い勝手もあってか、あまり人気が無いようで。

https://www.reform-online.jp/news/administration/25412.php

なんと予算消化率が3割しかないそうで。去年は結構人気だったらしいのですが、もう需要がなくなっちゃったかな。補助金対応にするために高いサッシ買わないといけないので、まぁそれか安く買えるという点はありがたいのですが、結局リクシル丸儲け?

前の住民の方はほとんど曇りガラスにしていたのですが、これで一気に視界が広がりました。

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