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[古団地リノベ#02] 団地リフォームで地下室を作れる?

さて、壁と天井の解体が終わりました。で床の解体です。マンションや団地のリノベーション現場を見ている人は、床下がどうなっているのか見たことがあると思いますが、「直床」と「二重床」という二種類の構造があるそうです。(以下の長谷工のページの受け売り)

この情報によると、スラブ(コンクリ)にそのまま床のフローリング等を貼ったのが「直床」で、スラブの上に材木やゴム足をかまして、その上に床を貼るのが「二重床」だそうです。

では我らが築60年の古団地の床を剥がしてみると、どうなっているのかというと・・・。

土????

は?土?スラブはどこ?コンクリはどこ???

マンションの床には「直床」と「二重床」があると長谷工のサイトで紹介しているのに、どちらでもないどころか、土が出てきたよ。

一階なので、基礎も関係しているだろうと、基礎についても調べます。

suumoによると、基礎には布基礎とベタ基礎と二種類あるみたい。おそらく土が出てきたら『布基礎』なのですが、上記の解説だと両方とも地面にはコンクリ打ってありますね。団地でも築60年にもなると、ネットで情報探すのも一苦労です。

これ、家の中ですよ・・・

実際にはスラフは玄関・風呂のところに少しだけ敷いてあります。風呂の部分は、昔の団地の風呂ですので、床が20cmぐらい下がっています。使い勝手が悪いので、前の住人がリフォームの際に埋めています。実は上階の風呂も20cm下がっていますので、この部分だけ天井が低い。今回風呂の位置をずらす関係で、リフォームの意匠上、結構な問題なのですが、まぁ、これも別の記事で。

で、床下の話に戻ります。

床はこの基礎の上に、普通の木造住宅の床を作るように、大引き・根太・コンパネ・フローリングと作っていくようですが、土の部分は好き勝手出来る訳で、掘って地下室を作ったら何か問題があるでしょうかね。シアタールームとか、地下ワインセラーとか。夢が広がります。

まっ。多分、大問題が発生するので『夢』に留めておきますけど・・・。

おそらくこの土は共用部で勝手にいじってはいけない部分だと思うのですが、この時代の団地の作りは共用部と専有部の境界もあいまいですのでよくわかりません。例えば上階から排水管(共用部)が、部屋の中(専有部)を通り抜けていたり、ガスの本管(共用部)が、部屋の床(専有部)にアンカーで吊るされていたり、今だったら設計上、問題になりそうなものですが、良い時代(?)だったという事で。地下室つくっちゃダメかな。。。

そういえば、このノート。現実のリフォームとリアルタイムに書いていますので、現状、廃墟のような解体現場の写真しかなく、他のリフォーム情報のような素敵な内装の写真とかが、現状、一切ありません。それではあまりにも映えませんので、6年前におこなった、このリフォームをしている部屋の隣の部屋の写真も載せておきます。映えを狙って。

(廃墟写真とくらべて)ものすごく映える子ども部屋の写真

やっと明るい写真を掲載できた。これは、今住んでいる部屋で、リフォームしている部屋の隣にあります。さすがに地下室はつくりませんでしたが、些細な冒険として、掘りごたつにしてみました。もちろん地面掘ったわけではなく整地した程度です。

いやぁ、でも地下室作りたい。

マンション・団地のリフォームで、地下室を作ったよという方はぜひコメントください。(自己責任で!)

また、作りたい方はぜひ築60年超の建物を狙ってみてくださいね。(自己責任で!)


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