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[古団地リノベ#32] ヨーロッパを感じるタオル掛け

築60年超の団地の一室のスケルトンリフォーム記録です。現在50平米の古団地の一室に家族4人と1匹で住んでいます。子どもが成長するに従いだんだん手狭に、そんな中、隣室が開くという事で、購入しましてフルリノベをしています。建築家や工務店を介さず直接職人さんにお願いする方法で、ゆっくりやっていますが、どうなることやら。完成は2024年11月の予定!

このノートについて


冒頭の写真はスイスのマッターホルンのスキー場ですが、ここで宿泊した民泊の設備で、いつか我が家にも欲しいなと思っていたタオル掛けがありました。

おわかりいただけるだろうか

そのタオル掛けを、まともに撮影した写真が見当たらなかったのですが、上の写真の洗面の鏡に映っています。

ヨーロッパのホテルによくあるやつなんですが、パイプがたくさん並んでいて、そこにタオルをかけます。で、このパイプ、暖かくなるんです。バスタオルをかけでおくと、暖かくなって超幸せな感じになります。でも何より嬉しいのが、旅行中に下着とか洗ったらここに干しておけば翌朝にはすっかり乾いているんです。これは有能。

タオルウォーマーというモノなのですが、温まるのはセントラルヒーティングに繋がっているからなので、日本で設置するのは難しいかな、と、思っていました。でも、探してみると、日本でも、電気のオイルヒーターのタオル掛けがありました。

オイルヒーターのタオルウォーマー

もちろんタオルだけじゃなく、部屋もほんわか暖かくなるので、北側に面したバスルームとしてはありがたい設備です。

ただ、設置にあたり問題が一つ。これ、壁に上下にブラケットを2つ設置し、そこに本体を引っ掛けます。本体はオイルが充満ししているので20キロぐらいの重量があります。大工さんには裏に木で補強をしてもらっているので、ビスは効くのですが、ネックになるのは、腰壁です。

タイル面が出っぱっています

ここの壁、腰まではタイルで、そこから天井までは塗装です。つまり壁厚がタイルの厚み分違うんですよね。上のブラケットは塗装面、下のブラケットはタイル面につける必要があります。なので、上のブラケットと壁の間にはタイル厚10mmの隙間ができてしまい、これをどう埋めるのかが難問です。

タイルも壁の塗装もすでに終わっているし、さぁどうする。

ということで、こうしてみました。

上のブラケット

東急ハンズで10mm厚のアクリルの円盤を買ってきて、ブラケットと壁面の間に挟んでみました。下地に木があるとは言え、表面は石膏ボードですので、めり込まないように、力が分散するように大きめかつ円形のアクリル板にしてみました。透明ですので、塗装面の色がそのまま透け、色のマッチング問題もありません。我ながら名案!

さっそく

さっそく、子どもたちのマリンブーツを乾かしてみました。あっという間に乾きます!スバラシイ。

ちなみに『団地リノベ』というとミニマリストとか無印とかシンプルな造りの情報が溢れていますが、私自身は団地でシンプルな暮らしをするとか、そんな気は毛頭なく、物欲だらけの人間でして、むしろシンプルな暮らしをしたくないから、団地をフルカスタムしてます。これでも同じ地区のマンション買うよりも半分どころか、三分の一ぐらいの費用です😁。

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