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[古団地リノベ#15] 古材風の天井材はどうだろうか?

築60年超の団地の一室のスケルトンリフォーム記録です。現在50平米の古団地の一室に家族4人と1匹で住んでいます。子どもが成長するに従いだんだん手狭に、そんな中、隣室が開くという事で、購入しましてフルリノベをしています。建築家や工務店を介さず直接職人さんにお願いする方法で、ゆっくりやっていますが、どうなることやら。完成は2024年11月の予定!

このノートについて

さて、だんだんと仕上がった部分がでてきました。まずは天井。

工務店を通すリフォームでは、使える素材に一定の制限がかかりますし、建築家を通すリフォームでは、中々、建築家先生に異議を申し立てにくいです。

というか、前回のリフォームでは異議を言い過ぎて契約解除されてしまいまして、若干のトラウマです。顛末はこちら。

もちろん建築家に頼んだ方がセンスが良い内装になるかもしれませんが、センス悪いと思われようが、今回は、本当に制約なく好き勝手やっております。😁

まずは天井が仕上がりました。今住んでいる家は塗装の白天井ですが、このリフォームでは、色付きの、しかも濃色の天井にチャレンジしたく、こんな感じにしました。

古材風の天井

こちら、大建工業の『グラビオ羽目板V 古木柄』というやつです。

これ、一見、風雨にさらされた足場板や枕木っぽいんですが、なんと印刷です。

質感がすごいリアル

紙を圧縮した板に古木柄が印刷してあり、一枚一枚が非常に軽い羽目板ですので、天井へは両面テープと接着剤を併用して捨て貼りの石膏ボードへ貼り付けるだけで完成です。超お手軽。

大工さん2人で作業

一点、心配だったのが、上階の風呂部分の下がり天井との質感のマッチングです。前回のノートで紹介した箇所ですが、古団地あるあるで、風呂の天井が一部下がっているんです。

この下がっている天井部分はまだ仕上がってはいませんが、色的には今の下地とほぼ同じで、コンクリート色になる予定です。今回のリフォームコンセプトは、古団地らしく『ボロい家』。そして、テクスチャは団地らしさを表現する『コンクリート打ちっぱなし』と、古さを表現する『古木』の2つのテイストでまとめています。

最初に仕上がった天井も、コンクリートと古木が同居しているので、ここで「あちゃ〜、失敗したー」となったら、この先、お先真っ暗になりますので、ある意味、最初に仕上がった天井が試金石。

で、結果。

コンクリートと古木の共演

わーお。超いいじゃん(自己満足)。挑戦してよかった。

壁はまだ石膏ボードですが、このあと、下がり天井含めて、コンクリ風に仕上げます。あと、サビサビのパイプは塗ります。

古木柄ということで好みは分かれそうですが、メーカーの大建工業はメジャーな会社ですし、新宿駅前にショールーム構えていますので、特殊な建材ではないとは思います。たぶん。ただ、ネットにほとんど使用例等がでてこなかったんですが、どんなところで使われているんでしょうか。

色々な古木柄

私は、実物見て、すぐに採用を決定しました。いやぁ無垢材じゃないからなぁ〜なんて思っていましたが、最近の印刷技術ってすごいですね。

なんか大建工業の回し者みたいなノートになってしまいました。さて、次はバスルームの床と腰壁のタイルが仕上がる予定です。この部屋は、かなりデザインで遊んでいるので、これまたどんな仕上がりになるのか楽しみです。

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