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Amazon CloudFrontについて整理してみた

今日はAWSが提供するコンテンツ配信ネットワーク(CDN)であるAmazon CloudFrontについて解説します!

Amazon CloudFrontとは?

Amazon CloudFront は、高いパフォーマンス、セキュリティ、デベロッパーの利便性のために構築されたコンテンツ配信ネットワーク (CDN) サービスです。

https://aws.amazon.com/jp/cloudfront/

ニュースや動画などのwebコンテンツを高速に配信するためのCDNの一つであり、世界中に分散配置されたエッジサーバーがデータをキャッシュ(一時保存)し、リクエストしたユーザーに近いサーバーからコンテンツを配信します。
ユーザーに近いところから配信することによって、ユーザーの場所とサーバーの距離に関わらず安定してコンテンツを配信できるようにします。

CloudFrontをどういった場面で使うか?

自分はスマートフォンアプリのエンジニアなので、スマートフォンアプリでの活用事例についてまとめました。

  1. 高速な画像配信:アプリ内の画像やアイコンをエッジサーバーでキャッシュすることで、高速に表示できるようになります。

  2. ライブストリーミングの最適化:CloudFrontは動画のストリーミングにも対応しており、低遅延でスムーズな再生が可能です。

  3. ゲームアセットのダウンロード最適化:ゲームのアセット(3Dモデルやテクスチャなど)を効率的に配信することで、ダウンロード時間を短縮できます。

関連用語

CloudFrontの関連用語も多いので整理しておきます。

CDN:

CDN(Contents Delivery Network)とは、数多くのキャッシュサーバーなどで構成されたプラットフォームを用いることにより、Webサイト上のコンテンツを迅速にエンドユーザーに届けるための仕組みです

https://www.ntt.com/bizon/glossary/e-c/cdn.html#:~:text=CDN%EF%BC%88Contents%20Delivery%20Network%EF%BC%89%E3%81%A8,%E5%B1%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

エッジサーバー
CDNにおいて、世界中に分散配置されたキャッシュサーバー。ユーザーに近い場所からコンテンツを配信することで、レイテンシー(遅延)を低減します。

キャッシュ
一時的にデータを保存すること。CDNでは、エッジサーバーがコンテンツをキャッシュすることで、高速な配信を実現します。

オリジンサーバー
インターネット上のコンテンツが保存されているオリジナルの場所のこと。

キャッシュの有効期限について

CloudFrontのキャッシュを扱う際に、その有効期限について考えることがあります。
エッジサーバー上のキャッシュには、有効期限(Time to Live、TTL)が設定されており、この期間が切れるとエッジサーバーはオリジンサーバー(Amazon S3など、データが保管されている場所)から最新のコンテンツを取得し、キャッシュを更新します。
TTLが長く設定されている場合、キャッシュの更新が遅れ、ユーザーが古いコンテンツを表示してしまう可能性があります。
TTLが短い場合、キャッシュの更新が早くなりますが、オリジンサーバーへの負荷が増えてしまうこともあるので、適切なバランスを見つけることが重要です。
キャッシュを適切なタイミングで手動更新することもできますが、大規模なサービスで頻繁に行うと、オリジンサーバーへの負荷が大きくなることがあります。

まとめ

Amazon CloudFrontについての概要や、スマートフォンアプリでの活用例、TTLなどについてご紹介しました。
もっともっと勉強していきましょ〜。

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