相場の規則性 その2
相場の規則性 その1を書いて投稿した後、
次はいつですか?
と問い合わせがありました😅
これはシリーズ化する予定ではなかったのですが、
その1と前回書いたので、その2があると思っていたみたいです。
僕のせいですね🤔
そりゃあ、その1ときたら
その2ですよね( ̄▽ ̄)
ということで、リクエストにお応えして
今回、"相場の規則性 その2"を書いてみます。
本当によく使ってる実践的なものを採用してますので、しっかり理解して使えるようになってくださいね。
『相場は平均(バランス)をとろうとするし、同じ値幅で動こうとする』のですが、これをトレードに活かさない手はないです。
このような規則性を用いると、めちゃくちゃ有効な手段になります。
僕はこれらをトレードに非常に多く活用しております。
下の①のチャートを見てください。
これは2023年5月19日〜26日辺りのチャートですが、等倍を達成しながら反転(反発)して推移してるのが良くわかると思います。
『相場の波は同じ値幅で動いてくることが
非常に多いのです。』
チャート①にある左側の青いバーを見てください。
等倍と青い文字で矢印してます真ん中辺りの青いバーと、ほぼピッタリの値幅で推移してるのがわかると思います。
また真ん中の青いバーの内部波動もオレンジバーのように等倍を達成してきてます。
今回エントリーのやり方まではやりませんが、実際に左側の青いバー1〜2を見て、真ん中の青いバー3〜4を取りに行くトレードは可能です。
また見たタイミングが既に反転してる場合、内部波動のオレンジバーの2本目を伸び代があると判断したら落ち止まりのポイントを待って上昇を50%ポイントと考えて取りにいきます。
このような現象は時間軸を1時間や5分足にしても沢山ありますし、また他のドル円などの他の通貨ペアでも同じように多く出現する現象です。
それと、等倍は直近のN、逆N波として出るだけでなく、離れた然るべき場所にもそのエネルギー分(等倍)現れたりします。
また下落の波の値幅が、上昇の波に等倍として現れることも良くもあります。
それから僕は良く逆張りもしています。
逆張りしよう考える方もいるかも知れませんので、言っておきます。
1波より3波の方が、少し大きめに伸びることもよくあります。
一旦反発はしても、そのまま順方向へ伸びていってしまうこともありますからね。
特に逆張りは波をしっかり監視しながら、
他の優位性との組み合わせは必ず必要です。
他にも等倍バー一つで様々な使い方がありますからね。
それらにも規則性があって、この部分はコミュニティメンバーには解説しています。
ここで、確かに等倍で動く事はわかった!
あとは、どのように等倍波動が出現してくるのかを”定義付け"して"どのように活用”するかです。
今日はその定義の一つと、活用の仕方を一つ紹介したいと思います。
それでは下の②のチャートを見てください。
これは、先ほどのチャート①15分チャートの右側の部分になります。
これで見るとピッタリ等倍で動いているのが分かりますよね。
まず、今回は底や天井からの1波ではなく、次の3波(等倍)を取っていく話になります。
そして、優位性の高い等倍の3波がどの様に出現するのかを話します。
ここを定義付けしてないと、それこそ軸のあるトレードなんて構築できませんからね!
気づいた方もいると思いますが、チャート①も②も1波は全てネックラインを抜けているのがわかると思います。
つまり第一条件はネックラインをしっかり抜けてきた1波であるという事です。
ヒゲだけでは微妙です。
この時に出来ればネックラインを、1波が1.5倍〜2倍ほど抜いてきていたら確率は上がります。
更にその他の条件もありますが、細かく話すとキリがないのでこれだけにしておきますが、
上記の抜けた形の条件だけでもやっても良いでしょう。
何回も言いますが思い込まないことです。
ニュートラルでいましょう。
また逆に大きく抜け過ぎてしまうと、内部波動の延長型推進波や上位足転換の1波の可能性もあるので、等倍にならないことを視野に入れてください。
もちろん届いてないのは論外です。
上記の条件の抜けた波動、これを見つけたら、後は押し戻しを待つのです。
(押し戻しの待ち方は、修正波全般の話にもなりますので、また機会があればお話します)
そして3波を取りに行きましょう。
但し、ここで注意するポイントがあります。
まず必ず3波が等倍になるとは思い込まないでください。
3波が等倍より伸びる場合は良いのですが、
上位足の意識されてるラインなどが伸びてゆく範囲内にあると等倍波動にならないこともありますし、
また下位足の形状にヒントが隠れている場合もあります。
しっかり他の優位性も重なっていれば良いですが、伸びないなーっと、停滞したり、横軸(時間帯)を考慮しながら早めの決済も心がけてくださいね。
『この様に活用の仕方として有効なのは、方向性(取りたいエリア)を決めて、伸び余地をある程度計算することが出来ます。』
エントリーポイントをしっかり見極めることが大事なのは言うまでもありませんが、どこまで取るのか(利確ポイント)の目安を与えてくれます。
それでは、少し違う通貨ペアを使って少し深掘りしてみましょう。
以下はEUR USDでの等倍波動の動きを現したものです。
分かり易かったので採用しました。
上記の最初のチャート①4時間足チャートを見ますと下降トレンド中の修正の動きをしているのがわかりますが、そこで等倍が如何に出現しているのかをチャート②の1時間足で見ますと、赤いバーのように綺麗に等倍で動いています。
③のチャートは更に分解してチャート②の青く囲っている部分を拡大して内部波動を見てみます。
するとこの枠内もしっかりと等倍推移で動いているのがわかりますよね!
定義付けのところでも言いましたが、1波の確定はネックラインをしっかり抜けてきていることです。
※ 僕の言っている1波とか3波とかの数字はエリオット波動ではないですからね。
それからチャート②の3波(赤いバー)内の内部波動バイオレットバーは等倍にはなっていません。
ここでは長くなるので話せませんが、今回下位足の内部波動にヒントがあります。
相場に100%はありませんから、すべてそうなるとは思いこまないようにしましょうね。
それと等倍の半値反応とチャートにも記入していますが、《目安として半値辺りに反応しやすい傾向があります。》
これはチャート②のように等倍達成してなくても半値辺りへの反応がみられるのが分かると思います。
押し戻りの目安にできるということです。
目安ですから、精度を高めたいなら、そこに他の要素を組み込みましょう。
ここまでお話した中で、上位足で等倍が出現しそうな局面においてその内部波動でも等倍バー等を使ってトレードがしやすくなると思います。
もちろんこれに下図の様にチャネルやその他のライン、またフィボなどの他の要素を組み込んで優位性を導き出すのもよいでしょう!
最後にもう一つおまけです。
先程掲載したチャートのその後の推移です。
もう一度(3度目)等倍達成(5波)で内部波動の等倍には少し届かず、チャネルラインに綺麗に反発して終わっています。
僕はこのような形状を斜めレンジと呼んでいます。
このチャート④を見て頂くと分かりますが、この斜めレンジになりやすい押し目が1波の75%辺りになりやすいことも付け加えておきます。
※ 斜めレンジは、浅い押し目で急な角度の形状ではそうなり難いです。
トレンドラインをはみ出したローソク足は
"相場の規則性その1"
でお話しましたフィボ黄金率の 61.8 で止められて上昇してます。
これは1波のリトレース61.8が機能しています。
これら以外にも相場のフラクタルなど様々な規則性なども使いながら、トレードしております。
今日お話したことも鵜呑みにしないで、自分で検証実験を繰り返してみてください。
コツコツやることです。
これがない人は檜舞台には立てませんからね。
今回はここまでにします。
読んでくださり、ありがとうございます😊
追記:先日2日間だけ身近な人以外に向けて初めてコミュニティメンバーを募集しました。
2日で10名応募がありましたので、
すぐに締め切りました。
もう終わったのですか?
という問い合わせも頂きました。
有難いことです。
これまでは、ネットで募集したり宣伝する事は全くしてなくて、身近な人達で、どうしてもトレード技術を身に付けたいという本気の人のみ有料で受けていましたが、実績を出せる人達が出てきましたので少し外に向けて募集したのです。
何のために募集するのか?
正直言って経済的な側面だけでいうと、有料ですが僕のメリットはあまりありません。
トレード時間も多少削られます。
では、何のためにやるのか?
それは、僕がトレードコーチングをしているメンバーから喜びのメッセージを受ける様になってきた時に違ったメリットを多く感じる様になったからです。
まず、仲間の成長は本当に単純に嬉しいものです。
感謝の言葉をもらえるようになりました。
自分のトレードが上手くいくより全く違って、
嬉しく感じます。
僕の場合、今までの自分より自分を尊く感じれるようになるのです。
俺って凄くない!
凄いよねって(笑)
本当は受けてる人が凄いのですが😅
最近は、”あなたも凄いが僕も物凄い!”
って言ってます😂
また頑張ってやってる姿に勇気をもらえたり、
人生の明確な目的に向かって目標を掲げ、一歩、一歩と前進している姿は、僕とは目的は違えど本当の意味の同志の感覚を覚えたりするのです。
そんな人達との関わり合いの中で沢山の喜びや徳を感じるのです。
『人との関わりの中で
自分の成長を強く感じられる様になりました。』
今は、FXを目的達成の手段として本気でやろうと志す人達がいる限り、
やめろ!って言われてもやめません(笑)
何で少人数なの?
約2年でメンバーは20名と人数は少数です。
(女性が9名います)
そのうち18名はレッスン期間は終わっていて、
今は様々な方法でフォローしています。
今回あと2名面談がありますが、
6〜7名増えそうです。
僕は、自分が良いと思う人としかやりたくないと思っています。
ですから、メンバーになりたい人とは
zoomで必ず面談します。
お互い顔出しで名前もわかった上でやります。
そこで僕からヒアリングをさせて頂いています。
先ほども言いましたが、
これで儲けようとは全く思っていません。
そして合わないと感じる人とやる気は最初からないのです。
それと人数は絞らないと、対面で個別セッションをメインにしてますので、少人数しか出来ません。
そんなに僕は器用ではないですし、多くの人に対応出来ないとわかっているからです。
もし、僕のコミュニティメンバーの中から同じようにやりたいという人が出てきたら少しは増やせるかも知れませんが、現在は僕1人でやってます。
FXは手段ですが、
それを通して
本気で人生を変えたい。
素直で行動力のある。
そんな人達と目標を一歩づつ達成しながら進んで行くことは、今の僕の生きる目的の一つになっています。
つい長い追記になってしまいました。( ̄▽ ̄;)
ありがとうございました😊