神ひろし解説・即興に強いベリーダンサー・弱いジャズ&ショーダンサー。コンテポラリーは?!その理由

★実は即興は中東のベリーダンスの本質です
感情のままの自由な動きは、ダンサーや観客をエクスタシーの高みに連れて行きます。
ベリーダンスの基本の動きは、胸・腰・肩・首など、カラダのパーツをバラバラに独立させて動かす アイソレーションの組み合わせです。
基本的な動きである、腰を細かくふるわせる動き「シミー」(ラーシャ)・床を平行に保ち円を描くように動かす「ヒップサークル」・片方の腰を上下に振る動きにアクセントをつける「ヒップドロップ」・腕を左右交互になめらかにウェーブさせるように動かす「スネークアームズ」などなど、それらのテクニックをマスターしていれば、その組み合わせで、即興ができるのです。
そんなわけで、良い即興は、振り付けやルーチンに縛られる事なく、自分自身を完全に投げ出しつつ、瞬間瞬間に踊っています。
その意味ではベリーダンスは・・・宗教に近いものがあると言っても過言ではないかと思います。


★コンテンポラリーダンスは?!
即興と言う意味では、綺麗に見せるために決められた「パ」(型)と言うルールに縛られたクラッシックバレエと違い、自由に踊ることができるのが「コンテンポラリーダンス」です。
「コンテンポラリーダンス」はクラシックバレエのテクニックが基礎になっていなくても良く、自由ゆえに難しいとも言えます。
どこで伸び上がるか、反対に縮こまるかなど、流れを作る事が難しいのです。
が、バレエに比べて自由と言うだけで、実は違う型が流れの中で出来上がっています。
「神ひろしSHOW」に長くレギュラー出演して頂いていた現代舞踊理事長の花輪洋治先生の動きを観察しながら、導き出したのは、コンテにはだいたい15ぐらいのパターンがあると言う事です。
その中では花輪兄貴は舞踏の動きを取り入れた独自の世界を持っていました。
そして、花輪兄貴の前で無謀にもコンテンポラリーダンスをやってみました。
しばらくして・・
兄貴曰く・・・
「ジンちゃん、感じ悪いね。君の才能に嫉妬するよ。」
・・・と言われました。
・・・褒められたのか、貶されたのか・・・

◆神ひろしのコンテンポラリーダンス "エジプトの王子” 初披露◆

★即興に弱いジャズ&ショーダンサー!
実は、ダンスビジネスとして一番成り立っている「ジャズ&ショーダンサー」は即興はできません。
つうか、バレエと同じく、「ジャズ&ショーダンサー」には振付家と言うものに「振付を頂く」と言うシステムが長く、ガチガチに振付に縛られています。
なぜなら、商品としてのシステムづくりが長く、自分自身で振り付けできるダンサーも少ないのです。
「自由に踊って!」と言うと、とりあえずは、かってもらった振り付けをなぞることは出来ますが、どう自由に踊って良いのか、手に負えません。
「手はどのくらいの角度にするか?」「足はどのくらいあげるか?」・・・ユニゾンと言う数人で踊る事が多い為、揃える必要があるのです。
そう言う僕自身も、「振り付け」に縛られている時代が長く、芸術監督のかわらさきけんじ先生に「振り付けをちゃんとして、誰か喜ぶか?振り付けは忘れろ!!」と言われて続けています。
が、全部は即興はおっかないので、ポイントだけ振り付けをして、ほとんどは即興と言う綱渡りを今ではやっています。
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