日記:おれのやりかた
田所コウさんの作品集「彼女のやりかた」が届く。早起きの為に危険を冒す川原さん、会議中卑猥な言葉を呟く渡辺さん、スキンシップの度が過ぎてしまう石田さん、ノーパンで帰宅する土林さん、恥ずかしい部分を見に纏う高見さん、オフィスで水着になる森田さん、眠れぬ夜にヌード撮影する内田さん、夜の公園で妖艶に舞う仲村さん、会社でバカンスを味わう菅原さん、きわどい一発芸を引き継ぐ吉田さんの10人のOLの話。喫茶フッコに行く度に読んでたけど、手元に置いておきたくてアマゾンで買う。351円。「女の人を理解することは不可能。理解しているつもりなら、それは完全に的外れ。僕らはただ『自由な生き物だな』って眺めることしかできない。だからできるだけ楽しそうに過ごしている姿を見れるように、僕らは僕らなりに考えて努めよ。目の前の彼女らの姿が答えだ」どこかの偉い人がこんな事を言うわけもなく、僕の平凡な生活の中で経験した結論のようなものだ。「幸せにして野郎」「大切にして野郎」とか、そんな気持ちで接する野郎は、馬鹿を見るぞ(気をつけろ、俺)。そんな僕が理解できるわけもない、愛らしい10人の女性が記録された本です。