「ワールド・バレエ・デイ」ライブ配信が進行中 - 素顔のレッスン風景
毎年秋に開催されている「World Ballet Day (ワールド・バレエ・デイ)」。
24時間、世界中の62ものバレエ団が youtube や facebook で、各バレエ団のレッスン風景やリハーサル映像の生配信リレーをおこなっています。
本日、11月1日からスタートしています。
普段は見ることのできないバレエ団の裏側をライブ配信していきます。
日本からは「新国立劇場バレエ団」「K-Ballet カンパニー」が参加しています。
ライブ配信
ワールド・バレエ・デイでは、カットすることなくレッスン風景を放送してくれることが多いです。
いまは多くのバレエ団が youtube チャンネルを持っていますが、ライブ配信しているバレエ団はまだまだ少ない状況です。
僕はバーレッスンをただただ見ているのが好きなので、すごく嬉しいイベントです。
メイクをせず、ラフな雰囲気で進むバーレッスン。バチバチに決めた舞台を見に行くのもいいですが、素の踊りを見られるレッスンやリハーサルもすごく好きです。
僕は舞台の中でもバレエを見に行くことが多く、1年でバレエを50公演ほど見に行ったことがあるくらいハマっていたことがあります。
ぜひ多くの人にバレエ公演をオススメしたいのですが、機会がない人も多くいると思います。
少しでもバレエに興味がある人に大プッシュしたいのが、今回の「ワールド・バレエ・デイ」です。
K-ballet カンパニーです。もともと英国ロイヤル・バレエ団にいた蔵健太さんが指導しています。好きなダンサーなのでまた見れて嬉しいです。
成り立ち
Youtube やメディアをすごくうまく活用しているバレエ団があります。それがイギリスにある英国ロイヤル・バレエ団です。
英国ロイヤル・バレエ団が「Royal Ballet Day」として、バレエを知らない人たちに魅力を伝えるためにライブ配信をしたところ多くの視聴者が集まります。
この試みを世界中に広げられないか、と始まったのが「World Ballet Day」です。
2012年から始まり2023年の今年は10周年です。
とくに英国ロイヤル・バレエ団のライブ配信はすごく見やすいので1番オススメです。
「ワールド・バレエ・デイ」は、62のバレエ団が参加していますが、メインとなる3つのバレエ団があります。
3つのバレエ団は中継時間が3時間を超えます。
どのバレエ団にも日本人のプリンシパルがいて、かつ日本人のダンサーも複数名います。
世界で活躍する日本人ダンサーの姿も見ることができます。
僕が注目しているのは「英国ロイヤル・バレエ団」「英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団」「パリ・オペラ座バレエ団」「シュツットガルト・バレエ団」「アメリカン・バレエ・シアター」「キューバ国立バレエ団」「香港バレエ団」。
挙げたらキリがないのですが、しばらくはアーカイブも残るようなので漁っていこうと思います。
タイムテーブルは公式サイトから見ることができます。
ロシアは不参加
バレエを語る上でロシアは欠かせませんが、ロシア・ウクライナ戦争の年から不参加となっています。
僕がバレエにハマっていた頃、排他的だったロシアのバレエ団が世界中のバレエ団と交流を持つようになっていました。ずっと続くかと思っていましたが、また壁ができてしまいました。
それと同時に現在多くのバレエ団でロシア系・ウクライナ系のバレエダンサーが活躍しています。ライブ配信を追っていると、ロシアのバレエ団から移籍している人もちらほらいます。
また、数年前までメインカンパニーとして「ワールド・バレエ・デイ」に参加していたロシアのモスクワにあるボリショイ・バレエ団。非公認ですが、本日ライブ配信をおこなっています。
続々配信中
オーストラリア・バレエ団、新国立劇場バレエ団のライブ配信が終わりました。
一日すごく楽しみです!