子育て日記239
おはようございます。息子の咳や鼻水はだいぶよくなり、ちょっとずつ元気を取り戻してきました。ところが、機嫌が悪くなると、妻の抱っこを求めて泣き止みません。僕が代わりに抱っこをしようとすると、とても嫌がります。どうしてでしょう。お風呂に入って寝るときになると、安心してパパに飛びついてくるのですが、それ以外の時間はパパを敵だと思っているのかもしれません。ちょっぴり悲しい気分です。
また、昨日妻とお話ししていて気付いたことがあります。息子は、双方向のコミュニケーションがちょっぴり苦手かもしれません。例えば、興味があることへは自分からガンガン手を出したり、指を指したりするのですが、こちらが呼び掛けても、あまり返事をしなかったり、こちらを向かなかったりすることが多いからです。まだまだ一歳半前なので、これからだとは思いますが、人とコミュニケーションをしっかりととって、人を大事にできる人になってほしいと願っていますので、コミュニケーション能力は高めてあげられるように妻と一緒に一生懸命育てたいです。
さて、昨日の大学生の授業のレポートです。結論から言うと、とっても幸せな時間でした。若い人からエネルギーをいただけるのはとてもよい機会です。今回テーマにしたのが、理科に関することへの子どもの誤概念についてです。大学生でも引っかかるようなことを問題にして進めていくと、とても興味深い結果となりました。例えば、「食塩水の中にある食塩の状態は、固体・液体・気体のどれであるか?」と問うと当然固体であると思いそうですが、液体と回答する人も一定数います。「固体という状態はどういう状態ですか?」と聞くと、「粒子同士がくっついて近い状態だ」と答えます。「では、食塩水の中では粒子同士が離れていませんか?」と問うと、固体派の人は揺らぎます。そして、液体派の人が笑顔になってきます。また、「固体は目に見えますね。でも食塩水の食塩は目に見えませんね」というと、固体派の人はもっと揺らぎます――本当は、粒子が目に見える、見えないは、溶ける、溶けないの話なので、固体・液体とは必ずしも関係ありませんが、そこは置いておきます――このように大人でもあれ?と思うことを取り上げて授業をすると、とっても面白いということが分かってもらえました。大学生の将来の役に立てば嬉しいです。
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