Danaの春の畑仕事【土壌づくりと苗の発芽】
4月、5月の農場はやることが盛り沢山!
今回はDanaの春の畑仕事【土壌づくりと苗の発芽】について、ボランティアスタッフのayanoが紹介します。
春の土壌づくり
秋の終わり、冬の本番を前に、翌年の畑の準備は始まります。
ダーナの農場に使われる堆肥には、去年の11月くらいから拾い集めた桜の落ち葉と近くの精米所から頂いた米糠を混ぜています。
この2つは混ざり合うと発酵し、発熱。さらに発酵が進んでいくと、内側は電気毛布に温められたかのようにほっかほかに!(時折煙が上がることもあるそう)
いろんな種類の落ち葉を使ってみた結果、桜の落ち葉のクマリンという成分が腐りにくくさせるということでこの組み合わせなんだとか。
さて。その堆肥を運んだ先についていくと、そこにはまるで大きなモグラが掘ったような大きな穴が…。(その数、畑仕事全部で約1,000こ!)
どうやらこの穴に堆肥を入れて山を作るみたいです。
こうして毎年、栄養たっぷりの土の上で自然の恵みが育っていくんですね。
この土は、堆肥以外にも温床として苗を育てるのにも使われます。
苗の発芽
ざっと見ただけでトマト、茄子、ささげ豆、ヘチマ、ゴーヤ(苦瓜)、カボチャ、メロン、紫ほおずき、インゲン豆、、、沢山の野菜の芽が顔を出していました。(かわいい!)
3月上旬から種が小さいものから育て始め、栄養を沢山蓄えている大きな種は4月に入ってから。
この農作業も例年は農業研修生やWWOOFを利用した方、5.6人で行っていますが、今年はなんと3人ほど…!
アグリサイズと呼ばれるほど、 Agriculture(農業)× Exercise(健康的な運動)は生きる体力がつきます。
4.5月はもちろん、野菜たちが実る7.8月の収穫も大賑わいの予感。
ぜひ我こそはという方、Danaでお待ちしてます!
( 取材・執筆・撮影/廣田 彩乃 )
2024.05.09