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『発達障害かと思ったら統合失調症の一部でした』感想

ずっと待ってた『発達障害かと思ったら統合失調症の一部でした』の単行本を購入しました。
私は電子書籍版を読んでいたので、『全部書き下ろし』というのもあって更に楽しみでした。

で、読んだ感想ですが……

①統合失調症について、激しい陽性症状以外の本があるの、すごく助かるのでは……
統合失調症って、激しい症状(テレビが自分を攻撃してる!とか)について書かれたコミックエッセイとか本はあるんですけど、「その一部にもこういう症状はある」みたいな本はなくて……
②気分に関する精神障害、本当に難しい……!!!
自分はうつ持ちなのですが、正直色んなグラデーションの中にいると考えていて……。この本に書かれている内容でも、全部当てはまるわけではないけど「あっ!」みたいなのもあり。心理検査受けようかなと思いました。
③パントー フランチェスコ先生とのQ&Aも読みやすい
特に公的機関への相談まとめあるのとてもとても助かるし、自分だけでなく家族や子供を医療につなげるには……?みたいなヒントもあってよかったです。
④体のだるさ、本当にしんどい
周りの人への言葉……遠藤先生ありがとう……って思いました。つらくなったらこれを周りに配って読んでもらいたい

自分がしんどい!な当事者も、周囲にしんどそうな人がいる人も、「自分/周囲は統合失調症じゃない」と思っていても、手元に一冊あると良い本なんじゃないかなあと思いました。


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