赤子を「あかご」と読むか「せきし」と読むか

赤子を「あかご」と読むか「せきし」と読むか。
どっちも実は間違ってなかったりするみたいで。
赤ちゃんや赤ん坊の場合は「あかご」であり、大概はこちらの意味で使われているので、「せきし」は読み間違いだと認識されてしまうのだろう。
実は「せきし」は「君主が支配下の民を呼ぶ言葉」であり、「君主が親で支配下の民を子と認識して呼ぶ」から「せきし」と言うとか。
かなり昔に読んだもので、昭和天皇が戦後に国民を「赤子(せきし)」と呼んで物議を醸し出した事があったなんてので、「ああ、赤子と書いて「せきし」とか「あかご」と読むことあるんだな」とか「天皇陛下は戦前の価値観を未だにお持ちでいらっしゃるのか」と恐怖した事を未だに覚えている。
なので、赤子と書いて「あかご」でも「せきし」でも読み方は間違っているわけではなく、文脈を確認しましょうと言う風に思う次第である。


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