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テレビでのアニメの扱い
まあ、大事に扱っているようでぞんざいなんだろう。
ごくごく一部のアニメ以外は。
ガンダムシリーズですら。
というかガンダムシリーズだってまだよく扱われている方なんだろうし。
ゴールデンタイムにやるアニメ自体が概ねごく一部でほとんど絶滅危惧種。
大昔の『キューティーハニー』が異例扱いだった時間帯ですら現在のアニメ放送枠としては恵まれている部類。
アニメなんか専門チャンネルかサブスク、配信で観るものなんですよって時代なんだろう。
再放送アニメなんて、どうでもいい時間帯の穴埋めみたいな感じだったし、オープニングとかエンディングの扱いがぞんざいだったり、ひどい場合は本編がカットされてたなんてあったとかいうし。
もうアニメ観てる人たちってのは地上波テレビ局に対して見限っているのでしょう。
見限るというか、諦めているというか。
アニメやる時間帯といえば深夜なんて、ネット環境のない身の上だと間口狭くなるよなあとか思ったりもする。
まあ、そういうのは最初から切り捨てているのでしょう。資本主義の国なんだし。
しかし、なんというか、深夜に本放送されていた『黒子のバスケ』とか『Gのレコンギスタ』とか地方の独立UHF局でゴールデンタイムにやってた時、「なんでこの時間帯で大丈夫なのにわざわざ深夜だったんだよ?」と思ったことが今でも忘れられない。
『Gのレコンギスタ』の時に同時に放送されていた『ガンダムビルドファイターズトライ』はテレビ東京系列で地方で放送されてたかはまばらだった、というか静岡で放送されていなかったとか、バンダイは何をしてたんだって思った。ネットでやってるからじゃないんだよって。
なんというか、コンビニで深夜にやってるアニメが大人気アニメという感じでコラボとかフィーチャーされているのを見ると、深夜アニメというのが一気にメジャーになったなんてとらえるよりも、アニメそのものが深夜生息の存在になり果てた、なんか一般界隈とアニメ界隈の近くなったようで溝が深まっているとか分かり合えなさがより強くなっているという感じがしてきてしまう。