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愛車と妻

妻が、私の愛車を不注意でぶつけてしまった。

自宅に工事の業者が入った際に、スペースを確保するため少し動かしたようなのだが、普段私の車には触れることがないため、止めた際にサイドブレーキを引くのが甘かったらしい。

妻が車を離れた後、自宅のスロープを転がって行き
道路を横切り、お向かいさん家の車にぶつかって止まったらしい。

お向かいさんは外車で丈夫(^_^;;
こちらの方が割とダメージを負ってしまった。

幸い、人に危害は加えずに済んだのが何より。

お向かいさんの方は、保険でなんとかなるのだが、
自分の車は古いため、車両保険は入っていなかった。

何より、自分以外の人によって何か問題が発生することは完全に想定外だった。

自分も少し、気をきかせて朝のうちに動かしておけば良かったのかも知れないけれど、いろいろ忙しかったり、何時もより早く家を出なくては行けなかったため、そこまで頭が回らなかったのが残念だ。


…この車は結構気に入っており、手放しては また欲しくなり。
そんなことを繰り返し3台目になる。
もう30年近く前の車なので、当然もう中古車でしか流通はない。

修理費等考えると、正直手放して新しい車でもと思わなくもないけれど、
そうしてしまうと、その理由が「妻が…」ということが多分ずっとついて回る気がして…

しかも、この車を購入する前や手放した後は、
自分は毎日のように、車の資料を読んだり、ため息をついたりと
妻がノイローゼになりそうなほどの行動を取っていたらしい。
…自分には、その自覚は全くなかったけれど。(笑)

となると、このまま手放すと、
以前と同じ状況になるかもしれない。ということと、
何かにつけて「妻が…」と言うことになりかねない。

そんな終わり方は避けたいので、
まずは、直して乗るしかないのだろうと考えている。

終わらせるのは自分の意思で終わらせないと、
後味が悪いままになってしまうだろう。


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