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キャリアデザインの描き方① ~正しいキャリア観は大人がつくる~
こんばんは!ダンです。
近頃、転職の流れが強まっていますね。
退職代行サービスなんかも普及しているそうで、友人から聞いたある退職代行会社の名前が…
「やめたらええねん」(笑)
なんか我々の団体名とシンパシーを感じると共に「うわ先越された…」とちょっと悔しくなりましたが😂
そんな冗談はさておき、これまでの日本を支えてきた"年功序列/終身雇用"でキャリアを考える方がどんどん少なくなっているように感じます。
実は自分もそのうちの1人でして…
急なご報告にはなりますが
この秋から大学研究員を辞します。
そして"あんたがおらな"の代表も降りて、今後はアドバイザーとして関わっていきます。
その理由は
「次の日本を担う子どもの未来をつくる」
という自分の使命に本気で向かっていくためです。
教育業界を飛び出して、新しい業界で挑戦する決断をしました。
急な報告で驚かれる方も多いと思いますが(笑)
その点もまた詳しくお伝えしたいと思います。
“自分のキャリアをどうつくっていけばいいのか?”
と考える前に重要なことは
”正しいキャリア観を持っておくこと”
です。
その点、子ども時代のキャリア教育が大切になりますが、正しいキャリア観の前提条件とは…
“様々な人の様々なキャリアが存在することで世の中が回っているということを忘れないこと”
だと思います。
例えば工事現場で働かれる方を見たとき、子どもに対して
「将来あんな仕事をしなくて済むように、しっかり勉強しておきなさい。」
と声をかけるのか
「ああやって工事してくれる人たちがいるから綺麗な道を歩けるよね、感謝だね。」
と声をかけるのか
たったこれだけの違いですが、この積み重ねが子どものキャリア観に大きく影響を与えます。
誤ったキャリア観は、
”人を比較して優劣で見る癖”
を形成させてしまいます。
そして人のことを自分よりも上か下かで見る癖がある人ほど、かえって正しく人を見れなくなります。なぜなら…
人間は1つの軸だけで測れるほど簡素な生き物ではないのに、1軸で人を比べる癖がついているからです。
もしもその子が大企業に勤めようとも、社会から優秀とされていたとしても、本人の”心”が豊かなものかどうかはわからないでしょう。
大人の視点や都合で、子どもに誤った価値観を押し付けないように心掛けたいですね。
次の記事では、キャリアを描くときに大切な心構えを書きたいと思います。
それではまた。