いじめはなくなるのか?④~加害者への正しい叱り方がいじめを止める~
こんばんは!ダンです。
いよいよこのテーマも最終章に入りました。
4回で収まるように最低限のメッセージに留めていますが、さらに気になる方はいつか一緒に語りましょうね(笑)
まだ見てない方は先にこちらからどうぞ☻
さて、今回のテーマは2つ
①「いじめ加害者への関わり」
②「いじめ被害者への関わり」
です(^^)
まずは①「いじめ加害者への関わり」から参りましょう。
いじめ当事者とは、被害者と加害者のことですね。
皆さんはまず加害者に対してどのような指導をするのでしょうか?
または周りのいじめっ子はどのような指導を先生から受けていましたか?
体育担当で、ガタイのいい1番恐れられている先生から、とびっきりのお叱りを受けていませんでしたか?😂
僕はいじめられたことがあるので分かりますが
「僕の苦しみの分までたくさん怒られろ!」
と当時は思っていました(笑)
ですがそれは本当の指導じゃないんです。
いじめ加害者をはじめ、社会的に悪いとされる人たちへの指導において大切なのは
”加害者の心を捉えること”
です。
世の中で起こるすべてのことに原因と結果があります。
そして、人間の行為にも同様のことが言えます。
・どうしてその行為をしたのか
・その背景には何があるのか
・なにがこの子を非道徳的な行動へ結びつけたのか
そんなことに思いを馳せると…
“加害者も被害者である”
ことに気が付きます。
彼らの心の穴を埋めてくれる”なにか”がないんです。
どこかに楽しさや快楽を求めたかったんです。そして後にも書きますが、その楽しさや快楽を得る手段としていじめを用いてしまったんです。
とはいっても誰かを傷つける行為は、絶対に許されることではありません。
だからこそ我々大人がするべき指導は
1. 被害者の苦しみを代弁者としてきちんと届けて
2. 人として本来在るべき良心を取り戻させること
なので僕の考えとしては、
いじめ加害者へ叱るのは、被害者のためではありません。
被害者のためじゃなく加害者本人のため
なんです。
「君らしくないよ」
「素敵なものを持ってるんだよ」
という想いを本気で込めながら、加害者にこそエールを送りたい。
これが本質的な問題解決につながると思うのです。
いじめっ子が、先生から
「被害者の気持ちを考えたことがあるか!」
と頭ごなしに怒鳴られたとしても、
そもそも根源的には被害者であるいじめっ子からすると、そのメッセージは心の奥底まで届かないでしょう。
それよりも、自分を本当の意味で理解してもらえていないことに対する失望感、いじめることによって得られる非道徳的な快楽経験のほうが勝ります。
だからいじめは繰り返されるんです。
なので、いじめっ子の言動や、被害者加害者の構図といった、目に見える現象だけで判断するのはナンセンスです。
人は心を動かされたときしか動きません。
そう考えると、世の中のほとんどが目に見えないものによって動いていることにも気が付きます。
目に見える言動を結果とするならば、その裏には目に見えない”人の心”という原因があります。
それでは次に②「いじめ被害者への関わり」について述べていきます。
と言いたいところですが、長くなってしまうので…
まさかの⑤へ突入します!😂
「長すぎる、はよ完結させろ」と思った皆様には申しわけないですが、
次でほんとに最後にするので、楽しみにしてお待ちください!
それではまた。