「特別展 あるがままのアート」素晴らしかった
たしか自宅のブルーレイHDで「芸術」っていうキーワードを自動録画するように設定してるんだけど、半年くらい前だったかな?「no art, no life」っていう5分間ほどの番組が録画してあったので何の気ナシに見てみたらあれよあれよと夢中になってしまいまして週1回の放送を心待ちするように。
番組の内容としては毎回ひとりのアーティストの創作風景を内田也哉子さんのナレーションで紹介するというものなんだけど、その作品というのが「アールブリュット」「アウトサイダーアート」と呼ばれるもので正しくは「正規の芸術教育を受けていない人が独特の方法を生み出して完成させたアート」のことを言うらしいんだけど今回の展示は主に先述の番組で紹介された障がい者施設で創作活動をする方々の作品を集めたもの。これがもう素晴らしいったら。自分も表現するという仕事の片隅におりまして、産みの苦しみを味わったり締め切りは迫ってるのにモチベーションが上がらずに苦しんだりという経験が幾度となくあるのですが、番組から伝わるただただ作りたいという強いエネルギーとか作品から溢れる迷いの無い表現とか。自分が子供の頃に自由帳に描いていた絵は誰に見せるともなく描きたいから描いてただけだったのに大人になるにつれいつの間に誰かに見られることが前提の表現をするようになってたなって、勝手に枠みたいなものを決めてその中に収まろうとしてたなって考えさせられる展示でしたよ。ちょっと嫉妬すら感じたもんね。
併設されてるショップでは作品を購入することもできたので渡邊 義紘さんが落ち葉で作った象を購入させてもらいました。すごいかわいい。
もう少し早くご紹介できれば良かったのですが会期が今日までなので興味がある方は以下のリンクで作品が見られます。
テレビ番組の方は続いてるので是非ご覧になってみては。
そうだ。それと君島 大空さんが唄う主題歌「星の降るひと」がまた番組の雰囲気にぴったりで素晴らしいのでオススメです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?