短編🍀僕と彼女のとある日々

「料理作ったのに食べられないってどういうこと!?もうあんた信じられない!!」女性が激怒している。
久々に会えて手料理を振る舞ったのにこれだ。

二人は東京都と大阪の遠距離恋愛で、今日は久々に会える貴重で大切な日。
毎月どこか一日は会って彼女の家でご飯を食べようと決めていた。

「実はさ・・・パスタあんまり好きじゃないんだよね・・・。」と男性が告げる。

「は？先言えよ・・・(怒)」女性はストレートのグーパンチを男性の頬に喰らわした。

男性は椅子を倒して壁の方まで吹っ飛んでいった。」
「今までパスタ嫌いなの我慢してて汗」てへへって顔。鼻をかくしぐさ。


私はあなたのそういう可愛いところが好き。

「今度からは好き嫌い我慢しないで言ってよね。」と彼女。
彼女は僕の頬をむにむにつねる。

彼女はめちゃくちゃ強い。怒るとめちゃくちゃ恐いのだが普段は優しいのだ。理不尽なことでは怒らない。

こんなもやしのようなひょろいメガネの僕でも暖かく包んでくれる優しい彼女。

僕と彼女の毎日はこれからも続いていく。