年明け、病人にやさしき食事を
「なんだか調子悪いかも」と2025年を迎えた夫。海辺に越してから毎年欠かさなかった初日の出も見に行かず、酒も飲まずにひたすら寝正月。熱もなく食欲もあったので2日くらい休めば回復するでしょ、と思っていたら4日にまさかの発熱。
年末にのし餅を1.8kg購入したので順調に消費したいところだけど、喉が痛い、と訴えているので狭くなった気道に餅は苦しそう(でも2つ与えた)。なので、お正月用にたくさん仕入れた野菜で病人のためのレシピ。分量はだいたい2人分を目安としていますが基本適当なので参考程度にどうぞ。
大根と鶏のおじや
ごはん 適量
鶏ひき肉(細かく切った鶏もも肉でも可)100g程度
大根 5cm程度を千切り
三つ葉
あわせ出汁
鶏ガラスープの素(鶏からしっかりダシが出ていれば入れなくてOK)
酒
塩
めんつゆ
生姜(みじん切り)
土鍋に水と千切りにした大根、だしパックを入れて沸騰させる。生姜も入れてしまえ。
沸騰して5分程度経ったらだしパックを取り出し、鶏肉と酒を入れる。そのまましばらく煮て大根がやわらかくなったらめんつゆと塩で味をととのえ、旨みが足らないようであれば鶏ガラスープの素を適宜投入。
ご飯を入れて好みのやわらかさになったら出来上がり。仕上げに三つ葉(まだあまってるでしょ)を散らすと香りがすっきりします。
土鍋でなくてもいいんだけど、土鍋だとごはんがふんわりと、やさしく炊けるからおすすめです。
大根と豆腐としらすのおじや
ごはん 適量
大根 1cm程度の角切り(5cm分くらい)
餅 1cm程度の角切り(1個分)
絹ごし豆腐 1/2丁くらい
あわせ出汁
酒
みりん
塩
めんつゆ
卵 1個
しらす
三つ葉
まだまだ大根がたくさんあるわね、ということで再び大根を使ったおじや。大根は喉にもいいし、甘いお出汁も出るし、たくさん使っちゃいましょう。
土鍋に水と角切りにした大根、だしパックを入れて沸騰させる。
沸騰して5分程度経ったらだしパックを取り出し、酒とみりんを少々。そのまましばらく火にかけ、大根が煮えたらめんつゆと塩で味をととのえ、餅とご飯、絹ごし豆腐を手でくずし入れて10分程度弱火でふつふつと。いい具合になったら卵を溶き入れて火を止め、しらすを投入。
蓋をして2〜3分待って仕上げに三つ葉(まだまだあるはず)を散らしてできあがり。もちのとろみで温まります。
白菜と里芋のシチュー
白菜 1/4個
里芋 3〜4個
玉ねぎ 1/2個を薄切り
かぶ(あれば。なければ大根でも)2個(大根の場合は5cmくらい)
お雑煮用の鶏肉 少々
牛乳 500mlくらい
バター 20gくらい
ローリエ
コンソメスープとか
熱した深鍋にバターを溶かして玉ねぎを炒める。一口大に切った白菜と里芋、かぶを続けて投入。全体的に透明感が出るまで炒めて水を少量入れる。蓋をして10分ほど蒸し焼きにしたら(カレーでもこうしてるけど、蒸し焼きにすると旨みが増して早く煮える気がするんだ)、さらに水を加える。ローリエを入れてコンソメとか鶏ガラスープの素とかお好みのものを入れてやわらかくなるまで煮る。
あらかた煮えたら牛乳を加えてさらに5〜10分。目安は里芋の角がなくなってスープに多少とろみが出るまで。とろとろがよければシチューの素とかお好みで入れてもよろしいかと。おいしいよ。
やさしい中華丼
白菜 1/8個
玉ねぎ 1/2個
お雑煮用に下ごしらえしておいたにんじん 少々
お雑煮用に下ごしらえしておいた大根 少々
たけのこの水煮(冷蔵庫にあれば)
しいたけ
お好みの肉(鶏肉とか豚肉とか胃に負担のないやつね)少々
生姜(みじん切り)
鶏がらスープの素
酒
めんつゆ
ごま油(白ごま油がよろし)
片栗粉
ごはん 適量
熱した深めのフライパンにごま油を入れて生姜を炒めて肉を入れてさっと炒める。続けて薄切りにした玉ねぎと適当に切った白菜を入れて油がまわる程度に炒める。薄切りのしいたけとにんじん、大根などを適宜投入。適量の酒と水を入れて沸騰させて煮る。味付けは鶏がらスープの素とめんつゆなどお好みで。煮えたら片栗粉でとろみをつけて出来上がり。
りんご
うさぎさんでもすりおろしでも!病人にはとりあえずりんご。
× 固ゆで卵
ぽくぽくにゆでた固ゆで卵は与えてはいけません!咽せます!詰まります!
ちなみに我が家では基本の調味料は以下を使っています。
ケチケチせずにたっぷり使えるのが2リットルパックのいいところ。熱燗にもいいよ。
みりんは本みりんならなんでもいいや、と思ってたけど違いました。ごめんなさい。
我が家は代々これ。わたしにとっては味のベースです。ハイ。
最近のお気に入りです。くどくなくバランス良し。