まだ若いって言うけど
「まだ若いんだから大丈夫だよ」
この言葉、初めてバンド組んだ時から今に至るまで未だに言われ続けてる。言ってる当人達にも考えがあるのかもしれないし否定する気もないけど、僕は自分のことをまだ若いから大丈夫なんて思ったこと1度も無い。
10代の時にバンドで生きるって漠然な目標と共に上京してきて、他メンバーとのモチベーションの違いとかが主な原因で解散・脱退を繰り返して、気付いたらもう5年経ってた。
コロナの影響モロに受けた期間があったにしてももう5年も経つのかって度々思うし、5年やって色々自分の理想と現実との折り合いもつけてようやくここかって思う日もある。
ある時、ある先輩に「もっと今のうちから焦った方が良いよ」って言われた。たぶん何気なく言ってるんだろうけど、今まで「まだ若いんだから」としか言われてこなかった自分にとってはある意味で衝撃で、その傍ら安心した。
今年22歳になって、もう来年23歳。バンド活動も6年目。正直ずっと焦ってるし余裕もない。
今はちっちゃい目標を1つずつクリアしていく活動スタイルに落ち着いていて、派手な動きはないと思う。
それでもじわじわと少しづつだけど着実に成長を実感しながらバンドできてる。まだ時間はかかるだろうけど、生きてる事全部削って音楽やってることで何か感じてもらえるバンドができたらいいな。
若いって言われなくなった時に同じ道を歩いてくれてる人が沢山いますように。