ある小説が、俺のやりたいことが全て詰まっていた話

ただゴミ箱に投げ捨てるだけの落書きです。

社会人になり、小説を読む機会が露骨に減った。昔は週に何冊も読んでいて、でも今は年に数冊が関の山。
その中でも映画化もされていて、前々から評判のある小説を手に取った。薄かったし、パッと読めるかなと。

結果、まあ普通に読めた。
そして、書き方も内容も、俺がやりたいことを商業的に成功させたような本だった。

正直ちょっと悔しい。が、そもそも商業にしようと俺は努力しているのか?と問われたら、口をつぐんでしまう。何も返せない。
そう、嫉妬なだけ。

どうでも良いことだが、俺は長編を書くのがどうしても苦手。でも、掌編や短編、もしくはワンシーンを書くことは得意で、手ぐせのようにパッと書ける。
1000文字/hくらいで。

逆に言えば、この小説を読んで、俺のようなスタイルでも先が見えるかもしれない、なんて希望が持てた。
だからと言って何かできるわけでもないのだけど……。

誰の目に留まるわけでもない文章を、誰かの目に留まってくれますようにと祈りながらまた何かを書きます。


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