アイドルは不思議な魅力を持っていることについて
ぼーっとしてたら一週間どころか、3月も終わろうとしています。自分で決めただけの決め事だと守れなくてダメですね。
最近は好きだった人から結婚の報告を受けて感情がぐちゃぐちゃになったり、山で40センチ超えのニジマスをぶち抜いたり、仙台出張からのその足で出雲に弾丸一人旅に行ったりと、なんだかんだ色々ありました。
仕事もだいぶ落ち着いちゃって、そこそこ大きめの仕事が延期になったりして、最近は社内ニートに近い生活です。まあ今年一年はのんびりと、でも芯は持ってやり抜く所存です。
まあそんな近況は置いておいて、ふと今日思いました。
「アイドル、尊くね?」
まあ今更かよって話ですが、気づけば私がアイドルにハマって、2年が経過しようとしているんですよね。
日向坂改名後からファンになった私も、気づけば新参ファンから中堅になり、日向坂への課金額もそこそこなものです。ただ、その分色々なモノを返してもらっている気もしています。
まずそもそもとして、「生きる意味」。
これは大袈裟な話でもなく、意外とライブやイベントに足を運ぶために日々の生活を頑張っている人もいるだろうし、そこまで長い期間の話でもなく、日曜夜の番組を糧に一週間頑張る、朝と夜に影ちゃん(※日向坂46 影山優佳)が送ってくれる着信メッセージで生きる気力を貰う、まあ人それぞれあるんだと思うんですよね。
今は疫病のせいで生活が制限されるという、いつの時代の話だよって事が起きて、そんな生きる糧も制限されていますが、また意味を実感できるような世の中が来て欲しいんですよね。
次に、さまざまな「擬似体験」。
正直、ファンは皆、擬似体験を求めていると思います。恋愛、友情、青春、それが何かは人それぞれだと思いますが、その体験のためにお金を払っています。
そして、彼女(彼)らは、自分たちの時間と引き換えに、その体験を提供してくれています。
健全かどうかの線引き、恋愛禁止などの人権的な事、有名になってしまうことによって支払わなければならない所謂有名税のような障害、色々な問題はあり、これは日本だけでも1億の人間がそれぞれの考え方を持っている以上は、解決できない問題だと思います。
でも、そんな前提があっても、アイドルを続けてくれる彼女(彼)らには、敬愛の念を持って止みません。
そして、「一体感」。
それぞれのアイドルにはきっと目標があって、それに向かって進んでいると思います。そしてファンは一緒になって応援をする。
単純な事なのですが、これがあるからこそ、アイドルを推しているんだと思います。
時には一緒に楽しみ、時には悲しみ、怒り、そして目標へ駆け上がっていく様を応援し、到達したら喜ぶ。
文字にすると変哲もない事なんですけどね。
昨日、日向坂は実に約1年ぶりの有観客ライブがあり、ファンを目の前にしたメンバーが涙するシーンもありました。
そして今日、乃木坂は2期生のみで行われたバースデーライブが配信であり、2期生を引っ張ってきた堀未央奈が卒業しました。
この疫病は一つ一つの出来事を、特別なモノへと変えてしまいました。
そして、急激な変化をする中でも、時間は昔と変わらず、1秒1秒刻々と過ぎていきます。
こんな世の中になってしまい、推したちの旅立ちをその目に直接焼き付けられなかったファンたちは無念だろうな、と思うと同時に、卒業していく彼女らは相当な覚悟を決めて、次のステップへと進んでいくのだな、と。
『サヨナラに強くなれ この出会いに意味がある』
エグいくらいに良すぎる詩ですよね。
まだまだこれからも私は力を分けてもらうために、深い沼へ進んでいきます。