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【鉄拳7FR】誤認させる技術

〔名〕 まちがえてある物を他の物として認めること。誤って認めること。見まちがうこと。

引用元: https://www.weblio.jp/content/amp/誤認


マッチングしてから試合が始まって1ラウンド目は自分にとってものすごく重要なラウンドです。

その中で最も大事にしているのが『自分を誤認させること』です。

ゲーム以外でも第一印象はとても大切で1番最初に感じた印象が強く残ります。

その上で『自分がのちに有利になるように不利な行動をする』ということを特に意識してます。

例として、
・奈落をガードされるまで打ち続ける
・ジャブを対応されるまで打ち続ける
・しゃがんだらしゃがみから出る下段を打ち続ける
・アパスト後にアパストを打つ

など誰でも対応出来るようなシンプルなことを多めにするようにしてます。
もっと言ってしまえば相手が『こいつ弱いな』と思ってくれたら最高の環境が構築出来たと思ってもいいと思います。

おにぎりに例えて話して見たいと思います。

おにぎり=仕入れ価格1つ100円、販売価格200円
だとして6個仕入れたとします。
全て売れた場合仕入れ額は600円、売り上げ1200円で差額の600円が純利益になります。(固定費や税金など現実の条件を加味しないものとして)

ですが、利益がでるまでの過程を追っていくと

1つ目=200円 -400円
2つ目=400円 -200円
3つ目=600円 0円
4つ目=800円 +200円

つまり4つ目が売れるまでは利益はありません。
販売しているにも関わらず2つ目までは損失、3つ目でやっとプラマイです。

ですが、

5つ目=1000円 +400円
6つ目=1200円 +600円

6つ目を売り切った地点では600円の利益が出てることがわかります。

少し話は逸れてしまいましたが自分を『弱いな、ワンパターンだな』と思わせることにラウンドという経費を払っても最終的に利益が回収できるのであれば誤認させることに対して投資をする価値がある可能性があるということが言えます。

もちろん基礎技術力が高くて1ラウンド目から適切に対応出来るのであれば経費を抑えて利益を上げられるのでそっちの方がいいと思います。

ですが弱者は『やろうとしても思うようにできないことがある』つまり、レベルが低い自分にとっては真正面から戦っても勝てない分相手に嘘の自分をわからせて取りたいシーンでしっかりそれを裏切っていくという勝ち方が誤認のおかげで出来るようになります。

相手からしたら読み合いができないただの暴れる人、技擦ってるだけの人にしか見えないかもしれませんが最終的に『勝ち』にたどり着けるならそう思ってもらえた方が粗を引き出せるので最終的な結果としても悪くはないと思っています。

それに誤認を植え付ける際に対応してこない人にはこちらはリスクを払ってる分リターンも大きいのでリスクに対してのリターンが相対的に大きければそれを通し続けるのも大いにありだと思っています。

ライトゥーを当てたかったら開幕から全弾下段を打ってたらどこかで一度は当てられると思います。そのライトゥーでラウンドを取れるのであれば有効な経費としてリスクを払って誤認させるのも価値が高くなるというお話でした。

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