斎藤元彦さんとひょうご農林機構の300億円
着手・達成率という笑撃のキーワードが出てきましたが、象徴的な、斎藤元彦さんの成果としてあげられるひょうご農林機構=林業公社廃止の方向性打ち出しです。
もう他府県でやってる!
林業公社廃止自体はすでに14府県で実施済で別に目新しいスキームではないです。基本は民間金融機関に借金の一部を負担してもらう債務整理と府県営化、それに伴う国に対する支払の軽減であり、ほぼやり方は決まっています。
なのに2022年度に検討開始してからまだ廃止できていません。
謎の300億円(謎ではない)
斎藤元彦さんが県民負担を300億円軽減したという書き込みも見かけるのですが、債務整理などをした上で
事業を98年間(!)短縮
すると利子負担等が300億円圧縮できるという、そりゃそうだよねという話ですね。(2123年度→2025年度、資料中のR105っていつやねんと混乱しました)
事業期間を短くすれば利子負担等が減るのは当たり前です。
年間3億円というのも決して小さくはないですが98年を隠して300億円とだけ言えばそりゃインパクトあるし、それを妨害するための陰謀があったと言いやすいですね。
ひょうご農林機構の借金700億円超のうち300億円を県が肩代わりして一括返済=県民負担の話がありますが、そのネタ作りのために作った資料が斎藤元彦さんの業績としてアピールされるとは思ってなかったでしょうね。