シングルモルトとブレンデッドモルト?
少し前までは世界4大ウイスキーとして、スコッチ、アメリカンウイスキー(バーボン)、カナディアンウイスキー、そしてジャパニーズウイスキーとされておりました!
今はそれにアイリッシュウイスキーを加えて世界5大ウイスキーと言われているけど実はアイリッシュウイスキーはスコッチよりも歴史のあるウイスキーでした!
ジャパニーズウイスキーは日本で作られているが原料はスコッチと同じ、台湾のカバランもそのうち世界6大ウイスキーに入るかも知れない⁇
アメリカンウイスキーはとうもろこしの割合が51%以上でバーボン、75%以上でコーンウイスキー、ライ麦が51%以上でライウイスキーとなります!
カナディアンウイスキーはライ麦の割合が多いのとカナダで作られているもので基本的にアメリカンウイスキーと同様です!
だから実質は大麦を使ったスコッチ系ととうもろこし、ライ麦を使ったアメリカンウイスキー系がウイスキーの主流と言えるでしょう?
また穀物ですが大麦麦芽で作られたウイスキーをモルトウイスキーと呼ばれており、単式蒸留で製造されたものがシングルモルトで連続式蒸留されたものをグレンウイスキー、モルトウイスキーとグレンウイスキーをブレンドしたものがブレンデッドウイスキーです!
ライ麦やとうもろこしは産地を限定せずに収穫から発酵まで行うのに対して大麦の場合、その収穫から発酵までをその地域で行う事が多く通常モルトウイスキーやシングルモルトと呼ばれる事が多いです!
ただ近年は数種類のシングルモルトのブレンド、あるいは数種類のエイジングのブレンドのようなウイスキーが発売されています!
例えばモンキーショルダーはスペイサイドの数種類のシングルモルトのブレンド、シープディップはアイラモルトのエイジングの違うブレンドとなっております!
数種類の麦芽を混ぜる工程はモルティングと呼ばれますが数種類のウイスキーをブレンドする事は通常ブレンデッドウイスキーとよばれますが、通常、連続式蒸留のグレンウイスキーとモルトウイスキーとのブレンドでした!
ではシングルモルトのブレンドは、というと数種類の場合、ヴァッティングウイスキーと呼ばれ、竹鶴などがそのカテゴリーでした!
それ以上のシングルモルトをブレンドすることは自分の知る限り1970年代以前には市販では記憶にありませんでした!
モンキーショルダーやシープディップは1970年代以降に出来たウイスキーでブレンデッドモルトと呼ばれる事が多い!
このブレンデッドモルトの特徴は例えばスペイサイドのシングルモルト、グランファークラス12年だとおそらく10000円程度に対して同じ系統のモンキーショルダーは3000円台で購入出来る!
15年ほど前、マッカラン12年は4000円以下で山崎12年は4500円程度でした!
おそらく今はマッカラン12年は10000円以上、山崎12年に至っては15000円でもなかな手に入らないでしょう⁇
これは需要と供給のバランスだと思いますが高いもの、エイジングが多いものが美味しいとは限らないので自分だけのスペシャルなウイスキーを探してみては如何でしょうか⁇
シープディップにしてもラフロイグ10年が7000円程度なのに対してこれも3000円台で購入出来る!
まだこの2種類しか知らないがブレンデッドモルトは非常にリーズナブルであるとも言えるでしょう?
またアイリッシュウイスキーはスモーキーフレーバーを加えてないのですっきりしている、という事は短絡的には言えませんがハイボールにてきしている?
カスクストレングスは原酒のまま加水していないウイスキーですが、当然の事なからアルコール度数は高いですが辛口である事が多い!
市販だとグレンファークラスのカスクストレングス101プルーフが有名ですがこれは101の半分、すなわち50.5度ではありません!
ヨーロッパのプルーフは原材料に対する割合なので約60度、日本最強泡盛どなん並みの強烈なウイスキー!
12年もののグレンファークラスとは全くの別物です!
カスクストレングスのアルコール度数は薄めて変わるものではなく加水していないウイスキーはかなり辛口になるので要注意です!
シングルモルト、ブレンデッドウイスキー、ブレンデッドモルト、カスクストレングスなどを覚えてウイスキーを楽しんでください🥃