キーボード沼(浅め)にはまる その1
理想のキーボードを探す旅に出てしまい、とりあえず着地点を見つけた(本当か?)ように思うので、ここまでの経緯を残しておこうと思う。
プロローグ
移動が多い生活をしていたのでデスクトップPCを持つことはなく、ずっとラップトップ、つまりノートパソコンのキーボードを当たり前のように使っていた。いろいろなノートパソコンを使ったが、ThinkPadを使い初めて以来、そのキーボードとTrackpoint(通称赤ポッチ)が気に入りずっと愛用している(上の画像は昔使っていたX61。今から思うとよくこんな小さなキーボードを一日中触っていたものだ)。
しかしThinkpadのみを使い始めてから10年以上たった時、人差し指に違和感や痛みを感じるようになり、赤ポッチでマウス操作がやりにくくなってしまう。そこから理想のマウスとキーボードを探す旅が始まった。このnoteではキーボードの話のみをしようと思う。
初めてのメカニカルキーボード
キーボードを買ってみようかと思い、調べ始めるとあまりもの種類の多さにびっくりする。フルキーボードとテンキーレスぐらいしか知らなかったが、色々なサイズや配列のキーボードがあることに気づく。さらに軸(スイッチ)の違いまであり何を買って良いのか迷う。
迷った末に選んだ初めての外付けキーボードがサンワダイレクトの赤軸ロープロファイル(低背タイプ)の400-SKB057R。
このキーボードを選んだ理由は、
・日本語配列(今まで日本語配列しか使ったことがなかった)
・テンキーレス(Fキーとカーソルキーを業務で多用するためもっと小さいキーボードは却下、標準的な配列を希望)
・ロープロファイル(ずっとノートパソコンのストロークの浅い薄型キーボードに慣れていたことと、わざわざリストレストを準備したくなかった)
・バックライト付きで光る(RGBでなくてよい)
・うるさくない(青軸と赤軸があり、赤軸を選んだ)
以外なことにこの組み合わせのキーボードは少なく、満足の行く良い選択となり約一年使った。
慣れるのに時間がかかったのは、左下にあるCtrlキー。このTKLキーボードが標準的な配列なのだが、レノボはなぜか左下はFnで左から2番めがCtrlという配列になっており、そちらに慣れすぎていたためしばらく間違え続けた(もう慣れた。今はThinkPad本体もLenovo VantageでCtrlとFnを入れ替えている)。
英語配列へ
その後ThinkPadを買い換える際、英語配列のUSキーボードを選んだ。
理由は、一つのキーボードに慣れすぎるのは良くないと思ったのと、英語配列のほうが選択肢が多くなるから。
Keychron K1 ver4
そして、買ったのが、Keychron K1 ver4という赤軸TKLキーボード。
前回のサンワダイレクトのキーボードが、英語配列になってBluetoothのワイヤレス接続とRGBが付いたロープロファイルの製品ということで文句なしのチョイスと思いきや、すぐに売ることに。
理由は、打鍵感と音です。打鍵音がキーによってバラバラ。特にスタビライザーが入っているスペースバーやエンターキーは金属音がして好みでなくがっかり。以前のサンワダイレクトのキーボードがその点では全く不満がなかったのでなかなか良かったと見直す結果に。また、キーボードに傾きがなく、角度を変える足がなかったのも慣れなかった。
Niz Plum 静電容量無接点方式 84EC(S)BLe/35g
次は定番のFilco Majestouchにしようかと思いましたが、しばらくしたら静電容量無接点のキーボードが欲しくなってしまう気がしてNiz PlumのMicro 84キーにした。
HHKBにしなかったのはその特殊な配列。HKKBは慣れると快適なのは根強い人気が証明していると思うが、他のキーボードが使えなくなってしまうからパスした。
REALFORCEにしなかったのはもう少し小さいサイズに挑戦してみたかったからだからではあるが、一番小さい66キーではなく84キーを選んだ。
定番のHHKBとREALFORCEにしなかったのは値段が高かったせいでもある。しかし残念なことにNizもじわじわと値段が上がり続けており現在はAmazonで21,999円である。昔の値段を知っていると高すぎるとも感じる。
そこでおすすめなのが、AKEEYO(Nizの公式代理店だと思われる)のサイトである。こちらでは定期的にセールを行っており、たいていAmazonよりも安い。オマケに発送はなぜか国内のAmazonからされるのでスピードも早い。中国からの発送になってしまうNizの公式サイトやAli Expressとは大違いで非常に安心だった(現在もそうかは分かりません)。ちなみに購入は昨年のハ○ウィーンセールで15,999円だった。
ポコポコとした音で、非常に快適、スペースバーやエンターキーのスタビライザーもきちんとルブされており、音もとっても良くサイコーである。
これで満足、終着点だと思った。そう思った。静電容量無接点方式だし、この上はないと思っていた。
長くなりそうなので、その2へ続く。
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