言葉にならないもの。
わたしは日本語が不自由だ。
そういっても過言ではないくらい、日本語がへたくそだ。
説明することも苦手だし、分かりやすく要点をまとめることも苦手。
自分の見えている景色や、感情を、届けようと思うのに。
言葉につまってばかりいる。
世界には、名称がある。名前がある。
たとえば、くらげ、だったり。にんげん、だったり。
「だーま」という名前だったりもする。
でも、その周りには不思議なんだけど、音や色、振動がある。
ひとつひとつに、ぼんやり色を感じた時。
急に混ざり合って濁ってゆく様をみたときに。
どうしようもない感情になる。
とがった感情の破裂音と破裂音が重なって。
大きな爆発音に変わってゆく様をみたとき。
どうしようもない感情になる。
必死に抑えられたか細い震えが、放たれたように大きな震えに変わった時。
どうしようもない感情になる。
それは、きっと、怒りだったり、悲しみだったり、驚きだったり。
喜びだったり、幸福感だったり、愛おしさだったり、共鳴だったり。
本当に、ほんとうに、ささいな、一瞬のことが。
私には大きな感情になって、言葉に起こすことができなくなる。
そしてそのうち、言葉でのラベリングできない感情たちが。
雑多に心の中を散らかして。
歩きにくく、息がしにくく、進みにくくなる。
うわーーーーー、と。
声にだしたくなる。
そんな面倒くさい、わたし。
このブログは、こころのことばをすこしでも、具現化して。
自分のこころの感情を、整理整頓する場所。
誰に理解してほしいわけでもなく。
心のままに、こころの様相を、書き連ねる忘備録。
わたしが、わたしらしく、わたしのままで。
漂うように、生きていられたら、いいのにな。
明日も電車に揺られて、命は運ばれてゆく。
だれかのために、なにかのために。
あいするために、まもるために。
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