中空重力式コンクリートダムほぼ制覇編
日本国内には堤高15m以上のダムが約3,000基(諸説あり)ありますが
その中でも「中空重力式コンクリートダム」は日本に13基しかありません。
簡単に構造を説明すると上の図のように、中身が空洞になってるダムです。
戦後復興期コンクリートは大変高価な資材で、建築費もバカになりません。
ならば出来るだけコンクリートと節約し且つ強靭なダムを造るべく
考え抜かれた工法の1つが「中空重力式コンクリートダム」な訳です。
詳しい事は「内の倉ダム(新潟県)」の案内看板と模型をご覧ください。
ちなみに案内板に書いてある「ダイヤモンドヘッド」はコチラ
日本にわずか13基しかないダムのうち
山形県 蔵王ダム、木地山ダム
新潟県 内の倉ダム
岐阜県 横山ダム、高根第二ダム
静岡県 井川ダム、畑薙第一ダム、畑薙第二ダム
上記8基の中空重力式コンクリートダムは訪問しました。
残り5基ありますが・・・北海道や高知県など遠方の為
多分訪問する機会はないでしょうから、
ですから会えるダムには会ったので
ほぼ制覇!
と言い切ります!(笑)
折角なので中空重力式コンクリートの見分け方をお教えします。
ダム堤体に「穴」が開いてるんです。
この「穴」はダム内の空洞の換気口のようです。
理解しづらいと思いますのでガンダムのズゴックで説明すると・・・
それを踏まえた上で改めて中空重力式のダムをご覧ください。
みんなズゴックの穴空いてましたよね?
中空重力式コンクリートダムの見分け方は
ズゴックの穴が開いているでした。
井川ダム、畑薙第一、第二ダムは近日公開予定になります。