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汚水を墨汁として再利用するエコでサステナブルな活動
こんばんは、ダルメートという活動者の皮を被った化け物です。普段このダルメートとかいう奴は喋ったり歌ったり配信したりしているような人間らしいのだが、先程も申し上げた通り、この文章を書いているのはダルメートでは無く、ソイツの皮を被った化け物である。ダルメートのブログかと思って来たのか?残念だったな。化け物が墨汁の代わりに工場排水を筆につけて書いた日記だ。そもそも活動者として皆さんにお見せしているダルメートは、"中の人"が持っている『工場のドラム缶の中に入っている様々な色の有害化学薬品が混ざり合ったせいで暗黒物質みたいな色になった産業廃棄液体』がぶちまけられたパレットの上の、比較的明度と彩度の高い、一見すると絵の具に見えないこともない部分だけを抽出・濾過し、それを水で人体に害が出ない薄さになるまでシャバシャバに希釈したものを使って描いた絵のようなものなのである。この抽出と希釈を行わずに私の人間性を存分に筆先に取った場合、おぞましくドス黒い油絵を超えた油分ギトギトの抽象画が完成すること請け合いなのだが、誰がそんなキャンバスに未処理の工場排水をぶちまけたような絵が見たいだろうか。それでは人様に見せられるものにはならない。よって表で彩りのある活動をする為には厳選なる抽出と希釈は重要不可欠な作業なのである。しかしこの"中の人"はその作業に疲れたのか飽きたのか、このパレットの上の暗黒物質をそのまま使って何かやりてぇな〜と考え始め、その結果、このドス黒い絵の具で文字を書き始めた。なるほど、この暗黒物質、絵に使ってしまっては真っ黒な絵が完成してしまうが、書道に使うなら一見墨汁と大差無いであろう。ダルメートとしての抽出や希釈を行っていない、中の化け物が暗黒物質に筆を浸して好き勝手に書き散らした日記。それこそがこの文章である。よってこのブログはダルメートであってダルメートでは無いということなのである。なるほど、さっぱり意味が分からないな。最早読者に意味が分からないと思って貰う為に敢えてこの微妙な塩梅の例え話を書いた節すらある。これから先ブログを更新していくに辺り、最初の記事の冒頭500文字ぐらいがこんな意味不明な文章であれば大抵の人間はブラウザバックするであろうからな。ここは大量のイバラを掻き分けた者だけが辿り着くことを許される秘密の園なのさ。ようこそ。今工場排水を温めてティーカップに淹れて振舞ってやるからな。有害化学物質を摂取したくないオーガニックな人間は私がキッチンに行っている間に引き返すと良い。え?帰らない?それなら仕方ない。ゆっくりしていくといいよ。