北斗の拳天昇｜有利区間継続後の恩恵を設定別に徹底検証

だくお（@dakuo_slot）です。

有利区間継続後の恩恵については期待値見える化（ブログ）の方でもまとめていますが……

このnoteではサンプル数を大幅増量した上で、設定毎の特徴など、さらに踏み込んで徹底検証しています。

・ブログには書いていない新たな恩恵が判明
・奇数設定、偶数設定で有利区間継続後の恩恵が異なる？
・特に設定6は有利区間継続後の●●が別格！？

ハイエナだけでなく、設定判別にも使える重要な情報を書いています。

検証に使用した実戦値のサンプル数・抽出条件は以下の通りです。

【抽出条件】
北斗天昇が多台数設置されている店舗を対象に、日付毎の全台平均が下記条件に合致した場合、その店舗・日付の全台データを対象としています。データ精度・サンプルの集めやすさの両面から、現時点で最もバランスが良いと思われる方法を採用しました。今後データの蓄積量が増えたら、さらに精度のを高くしたバージョンに差し替える予定です。

▼推定低設定の抽出条件
「CZ確率が平均1/365より悪い」かつ
「AT初当たり確率が平均1/850より悪い」

▼推定中間設定以上の抽出条件
「CZ確率が平均1/340より良い」かつ
「AT初当たり確率が平均1/700より良い」

ブログには書いていない新たな恩恵とは？

まず前提知識として以下のブログ記事は読んでいる前提で話を進めていきます。もしまだ読んでいない方がいたら、先に目を通しておいてください。

北斗の拳天昇 有利区間継続時の恩恵｜天井短縮+ゾーン強化+AT突入率アップ | 期待値見える化

・天井短縮
・ゾーン強化
・AT突入率アップ

ブログに書いている有利区間継続時の恩恵はこの3つですが、実はそれ以外にもう1つあります。

それは……AT突入時の期待枚数優遇です。

AT突入率だけでなく、AT性能そのものが優秀なんです。

「推定低設定」のデータ検証

実際に数字を見てもらった方が早いと思うので、
・200Gゾーンの当選期待度
200Gゾーンで当選したときの
・AT突入率
・AT期待枚数
・初当たり期待枚数
を有利区間状態のパターン別にまとめた表をご覧ください。

推定低設定は設定1と設定2の混合データに、中間～高設定が若干混ざっているぐらいで考えてください。

低設定の場合、有利区間継続後は「AT突入率」「AT突入時の期待枚数」がどちらも優遇されており、200Gゾーン当選時の初当たり期待枚数は、有利区間リセット後と比べて100枚以上多くなります。

昇舞魂の数で差が出ないように同じゲーム数同士で比較していますが、全体平均でも有利区間継続後の方が100枚以上多いです。

内部的に優遇されている"何か"が存在するのが間違いありません。

この初当たり期待枚数だけでも十分強い恩恵ですが、
・200Gゾーンの当選期待度アップ
・50Gゾーンもほぼ0%→約10%にアップ
・天井短縮
といった恩恵も加わるので、初当たり確率自体も軽めです。

有利区間継続後がどれだけ優秀なのか、お分かりいただけたでしょうか？

こんな仕様で、有利区間リセット後だけ打ち続けたら右肩下がりで負け続けるのは目に見えてるし、遊技として成立しないレベルの超激辛台になります。

過大評価されているのは間違いなく「有利区間リセット後」の方です。

「推定中間設定以上かつ偶数寄り」のデータ検証

続いて「推定中間設定以上かつ偶数寄り」のデータ検証に移ります。

低設定と高設定では、有利区間継続後の恩恵の中身が少し異なるようです。

有利区間継続後は、
・200ゾーン当選期待度
・AT突入率
がそれぞれ約2倍に爆上がりしています。

設定6だったらどれぐらいの数値になるのか……。

ここに大きな設定差があるのは間違いなさそうですね。

一方、AT突入時の期待枚数に関しては、低設定データとは違いほとんど差が見られませんでした。

このサンプルはCZ・ATともに軽めの条件で抽出しているので、偶数設定寄りの配分になっていると思われます。

さらに「設定5は番長シリーズをモデルにした」という開発者インタビューもありますし、設定5は荒波仕様になっている可能性が高そう…。

おそらく
１．低設定、奇数設定はAT突入時の期待枚数優遇
２．高設定ほどAT突入率優遇
３．高設定ほど200Gのゾーンが強い
４．50Gのゾーンにはあまり設定差がない
といった仕様になっているのではないか？と予想します。
（２と３は設定6・設定4が特に優遇されている気がする…）

いずれにせよ有利区間継続後は初当たり期待枚数が高いことに変わりないので、非常に優秀な狙い目であることがデータからも明らかになりました。

実際に実戦値ではどれぐらいの期待値・機械割になっているのかは、別の記事で解説しています。