コブラ会は人生で大切なことを教えてくれる


たまたまネットフリックスでみた『コブラ会』に俺は心の底から感動した。

この感動は『ゴールデンカムイ』や『ヒーリングっどプリキュア』に匹敵する感動だ!

『コブラ会』って何って聞かれたら早い話が『ベスト・キッド』シリーズの正式な続編だ!

『ベスト・キッド』って若い10代の子は恐らくなんのこっちゃわからんしジェイデン・スミス(ウィル・スミスの息子)とジャッキーチェンの共演のリブート元しかわからんだろうが……しかし今年の一月に宮本亜門が演出しかつては少年マガジンで『破壊王ノリタカ』という『ベスト・キッド』まんまな立ち技最強格闘漫画が存在したくらい我々の心に尽くささる映画だ!

で……『ベスト・キッド』って何?って言われたらそりゃ空手版『ロッキー』……だって監督が『ロッキー』のジョン・G・アビルドセンだから(笑)

まぁ『ベスト・キッド』も『ロッキー』同様シリーズ化されましたが4で主役が交代その時の主役はヒラリー・スワンクです。

まぁそんなこんなで『コブラ会』ですが主役はシリーズで主人公だったダニエルではなく1でライバルだったジョニーさんだ!

ジョニーさんとダニエルは正反対の人生を送ってたダニエルは日本の中古車(日本車ってもう最先端でもなんでもなく中古車でそれなりに走る車って扱いなのが日本人の俺には泣ける)のチェーン店のディーラーになり成功をおさめかたや俺らジョニーさんは電気工事士でその日暮らしの生計立ててるダメ人間だ。

そんな折ある事故を起こされダニエルに嫌味たっぷり馬鹿にされ屈辱が倍増されそこに偶然見てた『アイアン・イーグル』を見たときに啓発を受け彼の心に何かが弾け唯一のとりえである空手で立ち上がり近所のいじめられっ子の高校生ミゲルを弟子入りさせる……と言うのがストーリー

プリキュアファンは「なんだよ!『燃えよ!ビーバレ』の根性論みたいなの?」と思うかもしれないがとんでもない!

そこにはプリキュアの世界では描かれないアメリカの高校のいじめの世界がリアルに描かれそのいじめから這い上がるにはコブラ会の根性論ではない徹底した命を懸けるサヴァイヴァル術が必要なのだ!

生き残るには優しさも時には必要だ!

だが現実には生き残るには『ゴールデンカムイ』のウイルクのような現実主義とサヴァイヴァル術を経て人は強くなれるし優しくなれるのだ!

現にジョニーさんは厳しいだが同時に弟子に対するやさしさは誰よりも寛大だ!

このようにコブラ会は現実はジョニーさんは高校を通して弟子に生き残る術を残していく偉大な部分がある。

だがジョニーさんは何故その境地に至ったかがわかるのは自分が家庭を崩壊させたからジョニーさんの実親は金持ちだが父親はクズで愛情はロクになかったため母親はジョニーさんを食わすためにやむなくクズの父親に世話になりそれがトラウマになりジョニーさんは結婚したら家庭の重荷に堪えられず崩壊してしまったのだ。

だからミゲルに対しても一見根性論にも見えるスパルタをしてるのは現実を生き抜くのはあまりに厳しいからこそ鬼になりその痛みを耐えることでコブラのようになれと言う自信をつけさせてるのだ。

一応ネタバレなしの『コブラ会』はここまで!

シーズン1~3の感想はいずれ書く

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ダーク・ディグラー@東映や東映アニメーションや東宝や松竹を助けます 
是非とも『心の指紋』読んでもらえればありがたいです。 これはまだプロットタイプですので有料化の際はサービスします