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キュアグレースとダルイゼンくんの『愛のコリーダ』
今回の『ヒーリングっどプリキュア』基本花寺のどかちゃんの将来話だが面白いことが分かった。
今回の話書いたシリーズ構成の香村純子さんはキュアグレースこと花寺のどかちゃんとダルイゼンくんのコントラストを強調してるからだ
何故ならキュアグレースこと花寺のどかちゃんには両親がいるプリキュアがいる友達がいる目標の蜂須賀先生もいる。
しかしダルイゼンくんには暗く絶望的なビョーゲンキングダムと反社会的勢力詐欺グループの元締めのようなキングビョーゲンのみダルイゼンくんの心境はこうだろ「なぜ俺だけ愛されない?キュアグレースこと花寺のどかちゃんには愛はあるのに?」
このように愛と絶望のコントラストを強調させている
さてそのようなダルイゼンくんがキュアグレースこと花寺のどかちゃんに抱くのは羨望しかない
これは愛にあふれたキュアグレースこと花寺のどかちゃんと絶望に満ちたダルイゼンくんの闘いだ。
ダルイゼンくんには孤独しかない絶望的なまるで『タクシードライバー』のトラヴィスのような圧倒的孤独だ。
トラヴィスは女性に対する憎しみや性に対する憎しみが溢れてた。
トラヴィスはベッツィに手酷く振られた後、たまたま居合わせた客(演じるのはマーティンスコセッシ即ち監督自身だ)のアドヴァイスでマグナムを買いベッツィの働いてた大統領候補暗殺に向けてトレーニングをする。
そんな彼に運命の少女が現れるアイリスだ!
アイリスは現代で言えばパパ活JCだろう。
そんな彼女もトラヴィスを馬鹿にし相手にしない。
トラヴィスはロリコンではない。
精神年齢が中学生並みって言った所だろう。
これは何を意味するかと言うとダルイゼンくんの孤独はキュアグレースこと花寺のどかちゃんにしか解けないし彼の羨望を埋めるのはキュアグレースこと花寺のどかちゃんの闘いなのだからと感じる。
何故ならこの『タクシードライバー』にヒントを得た映画がヴィンセント・ギャロ監督・主演の『バッファロー66』だから刑務所帰りの孤独な男が両親に政府の役職に就き恋人がいるっと嘘をつきクリスティーナ・リッチふんする少女を誘拐するもウソがばれて孤独に蝕まれて拳銃を持ち破滅へ向かうもクリスティーナ・リッチの愛に救われる。
これはダルイゼンくんとキュアグレースこと花寺のどかちゃんの因縁の関係そのままではないか!?
もしかしたらダルイゼンくんのさまよえる孤独の絶望の魂救えるのはキュアグレースこと花寺のどかちゃんの愛かもしれない
何故ならこの番組のコンセプトは「過去から今へ」ではなく「今から未来へ」と変貌したから過去の決別より未来を導くにシフトしたからね。
そう言う意味でダルイゼンくんとキュアグレースこと花寺のどかちゃんの愛の闘いは愛のコリーダ=愛の闘牛なのかもしれない
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