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「住まいを買う」までに、私が経験したこと。

はじめまして、だくだく🐸(@dakudack)です。
浦和区に2021年のつい最近に中古マンションを購入しました。

「住まいを買う」という行為は一生に数多くするものではないと思います。
そんな「住まいを買う」にあたって、私が経験したことや考えたことをお伝えしようと思いますので検討をされている方、または今後する方はぜひ読んでいただけると嬉しいです😊

また、今回の記事は自己紹介を交えながらこんな内容でまとめていきます。​

■自己紹介

「家族構成」
さらっと家族構成をご紹介👪
だくだく🐸(30代前半)/妻(30代前半)/こども(3歳・保育園2歳児クラス)です。夫婦共働きで、リモートワークでお互い週に1-2回ほどは港区にあるオフィスに通勤をしています。

「生まれと住まいの経歴」
生まれ育ちは東武東上線沿線にある埼玉県の志木市です。
小中学校は公立の学校に通っていて、高校は立教新座に通っていたのでこれもまた志木駅から徒歩15分の場所にある高校なのですが、自宅から自転車🚲を使って5分で3年間通っていました。

高校って小学校や中学校よりも遠くに通う方が多いと思いますが、私の場合は自転車ということもあって高校が一番通うのに時間がかからなかったという便利な学生生活を送っていました。

大学は、そのまま池袋にある立教大学へ進学をしてこれもまた東武東上線でで20分かからずに池袋駅まで通えるという便利さ。大学に通うことも便利ではあったんですが、新宿にでるにも副都心線が開通して以降、新宿三丁目に池袋でJRに乗り換えなくても出れるようになったし、東横線沿線にも出られるようになったりと買い物や遊ぶにも不便を感じたことはなかった暮らしでした!バンザイ志木🙌

社会人になってからは、1年ほど実家から都内の渋谷区に通っていましたが関連会社が赤坂や浜松町にあったりしてそのオフィスに通うこともあり、なかなかハードに働いていたのでさすがに通勤面での無理を感じて2年目から現在の妻と一緒に赤羽に引っ越して2人暮らしをはじめ、

そこから結婚や出産とライフスタイルの変化はありましたが約8年ほどの期間ずっと同じ家に賃貸で住んできました。

なんでそんなに長く同じ場所にいたのか?っていうと夫婦の職場への「アクセス利便性」「生活充実度」この2点に尽きる気がします!

「アクセス利便性」:夫婦ともに転職も何度か重ねて来ましたが、いずれの会社へもアクセスしやすい良い環境でした。

「生活充実度」:こどもが生まれる前までは買い物や外食に行くことも多く、都心部に行くにも便利ですし、赤羽自体が個性的な飲食店が非常にたくさんあって毎週土日に外食するにも飽きることのない街でした。食品や日用品を買うにも、ダイエーや西友がある商店街まで2-3分ですし薬局や大型の病院もあったりして困ることはほぼない暮らしができていました。

まさに、北区に住めばいいんじゃん!!

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私が赤羽に引っ越してきてから8年の間に、赤羽が「せんべろの街」としてテレビに取り上げられるようになったり、清野とおるさんの漫画「東京都北区赤羽」がドラマ化されたりと魅力的な部分が広まっていると思っていますが、また赤羽の魅力については別の機会にお伝えをしたいと思います。

自己紹介が長くなりましたが、ここから本題。そんなお気に入りの街だった赤羽を離れて、「住まいを買う」に至った背景をお伝えしていきます。

■なぜ「住まいを買う」に至ったのか

「住まいを買う」理由は、みなさん様々だと思いますが私はシンプルで「こどもが大きくなり今の家が手狭になった」から。こどもが生まれたときに、いつかは来るだろうと考えていたタイミングがリモートワークの影響もあって少し早めに来たという感じです。

ただ、本当はもう1年程後に購入しようかなと思っていました。

なぜかというと、こどもが赤羽にある保育園の2歳児クラスに通っているんですがこのタイミングで引っ越しをする場合、認可保育園に通えない可能性が......😭

(事実、浦和区や近くの中央区の認可保育園はほぼ空きなし状態)

そんな状況ですが、1年程経過すれば4歳クラスになるタイミングで転園することができます。認可保育園って4歳クラスから受け入れできる人数が増えるんですよね。なので、4歳クラスだと空きがあって途中から入れる保育園も選択肢が増えたりするんです。

また今のタイミングで購入するとした場合は、認可保育園は入れないので、「小規模保育園」が選択肢としてあがります。ですが小規模保育園は、通えるのが2歳児までなので転入してからすぐにまた違う保育園に通うことになることがこどもにとっても負担だなと考えたり。

その他の選択肢として、「幼稚園」に通わせることがあるんですが夫婦共働きなので、その場合は妻が現在の仕事を辞めるという状況が出てきてしまうんです😫

そんな家族みんなの生活に大きな変化が起こる懸念はあったものの、区役所へ問い合わせをして根堀葉掘り伺ったところ、小規模保育園に通ってから3歳児クラスへ転園する場合「認可保育園」に入れない確率は低いということを過去の傾向から聞き、負担はあるものの「小規模保育園」へ転園をすることを決めました!

「住まいを買う」ことを想定しはじめてから、どんな時間を過ごしてきたのかを、続けてお伝えしていきます。

■「住まいを買う」までに過ごした『6つの時間』

『6つの時間』は、大きく以下のように分けられるかと思います。

1.生活イメージから条件を考える時期(2年程)
2.物件市場感をつかむ時期(6ヶ月程)
3.周辺環境を見に行ってみる時期(2ヶ月程)
4.具体的に通学や金額条件、物件条件を定める時期(1ヶ月程)
5.具体的に内見と条件見直し時期(2週間)
6.申し込み〜手続き時期(3週間)

ちなみに、私自身は本腰をいれて内見しはじめてから約1ヶ月で購入(5と6の期間)をしています。

ではここから、6つの時間で何を考えて何をしてきたのかをご紹介します。

1.生活イメージから条件を考える時期(2年程)

こどもが生まれ夫婦2人で暮らしていた生活にも変化が訪れ、「住まいを買う」ことを考えるようになりました。

・こどものおもちゃや洋服が増え、さらに小学校、中学高校とこどもが大きくなったときにどれくらいの広さや間取りが必要なのか?
・今後の夫婦それぞれが望む働き方や得られる収入からどれくらいの物件価格であれば安心した暮らしにできるのか?
・またこどもの通学や夫婦の通勤も考えて、住まいのエリアはどんな場所が適切そうか?    

などです。

家族みんなの住まいに対しての許容範囲を探っていた時期と言えるかもしれません。

そして、「通勤アクセス」「学区の安心感」「夫婦それぞれの実家へのアクセス」「生活利便性」「物件価格相場感」「ハザードマップ」の観点から「浦和区エリア」と焦点を絞りました。

結婚した頃に2人でファイナンシャルプランナーの事務所に行って、今後夫婦2人が想像する生活で、どの程度の資金がたまり、いつ何でいくら支出があるのかといういわゆるライフプランニング(家族のキャッシュフロー計算表)の基礎になるものをつくりました。

また、その基礎をもとに自身でもスプレッドシートを作ってより具体的な項目と費用管理でシートを作っていったということもしていたので、堅実に考えて月々の「住宅ローン返済額」「管理費+修繕積立金」「固定資産税」をどの程度に抑える必要がありそうなのかを夫婦で共通認識をできるように話し合っていたというのが我が家が「住まいを買う」ことを考える以前にしていたことです。

「購入」ではなく「広めの賃貸」に住むことは考えなかったのか?という声も聞こえて来そうなので、お伝えしておくともちろん当初選択肢としては持っていました。

ただ、8年程賃貸に住んでいると1,000万円以上の費用を払っていて自分たち家族にとっては資産としては何も残らない。また賃貸物件は購入物件に対してのスペックが劣る点がありました。購入をすれば、ローン完済以後は管理費・修繕積立金、固定資産税がかかるのみとなって賃貸よりも総額費用を抑えられ、なおかつリセールすることとなっても資産性を維持できる物件であればプラスとなるケースもあることから購入に決めていました。

2.物件市場感をつかむ時期(6ヶ月程)

ライフプランニングや夫婦間の話し合いを繰り返し、納得できる物件価格の幅については整理をできていたためその価格であればどんな物件があるのかをSUUMOやその他サイトを使ってとにかく漁りました。

1の時間と平行して物件は見ていましたが、希望条件から中古物件を見ていたので実際に購入するときには見ている物件はないだろうと思い、購入を視野に入れて見るようになったのが購入前6ヶ月前くらいからでした。

駅徒歩何分の何㎡ならどらくらいの価格なのか。マンション、戸建ならどういった違いがあるのか、駅の東西で価格差はどうなのか。などです。

3.周辺環境を見に行ってみる時期(2ヶ月程)

物件漁りで相場感がつかめたら、周辺エリアを散歩がてら見に行き実際に自分の目で環境として長く住むにあたりどんな印象を持つのかを確かめに行きました。

まわりにスーパーやこどもが遊べそうなところはあるのか。病院は近くにあるのか。そこまでの距離はどうか。坂や土地の起伏は嫌に感じないか。交通量はどうか。人の多さやその雰囲気はどうなのかなどです。

長く生活する上で、家族として大切になるだろうポイントを肌で感じるという時間でした。

赤羽に住んでいて浦和エリアまで10-15分という近さだったことや、コロナによって都内に出かけることを避けるようなっていたこともあり浦和エリアに買い物や食事がてら楽しみながらこの時期を過ごしていました。

4.具体的に通学や金額条件、物件条件を定める時期(1ヶ月程)

自分たちの目であれこれ確認し、より解像度を上げたタイミングで良い物件があれば、こどもが通う保育園候補はどのくらいの距離にいくつあるのか。駅までの距離を許容できるのか。周辺環境に満足できそうかと購入を決断するための見極めをしていきました。

2歳児クラスの途中に転園するケースだったので浦和区の認可保育園はひとつも空きはない状況で、小規模保育園にいちど転園をして半年後に再度、認可保育園への転園をすることを見据えて、送り迎えに使うパワーがどれくらいになるのかは特に注意してグーグルマップやストリートビューを使い各園と対象物件まで、そして各園から駅までの徒歩距離、自転車距離などをリスト化していきました。

👇の写真は、お手製の各物件から通える保育園候補マップの一部です🗾

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この時期に、引っ越しをするための転出転入手続きや保育園の退園と希望申込みの手続き内容、必要書類もあわせて2つの自治体へ確認をしており、正直確認することが多すぎてなかなかにストレスを感じる時期でもありました。

この埼玉県外からの転入にあたる、保育園の申請手続きも体験談を別記事でまとめられたらなと思います。

5.具体的に内見と条件見直し時期(2週間)

エリアや金額条件、駅までの距離などに加えて夫婦で当初希望していた条件として「ルーフバルコニー」がありました。

もともと広めのカフェでゆっくり過ごすのが好きな夫婦で、わざわざ出かけなくとも自宅でゆっくりと休日の昼に家族でごはんを食べたり夜に涼みに使ったりと誰かの目を気にせずのんびりできるスペースが欲しかったんです。

そんな中で、駅までの距離はバスを使って7分ほどかかるけど「ルーフバルコニー付きの条件に合致する物件」がでてきたんです。「これはすぐ内見だっ!」と行動開始し、その週末に初めての内見に。

この初めての内見が「住まいを買う」の最終的な納得度を高められた理由になりました。

内見当日。仲介の方と車で現地へ。
駅からの距離は概ね把握していたものの、「これはなかなかに......遠いな」と感じる距離。そんなことを車内で感じる中、現地に到着。やや坂になっている道路に接するように建っているマンション。築年数相応の古さを感じつつも、エレベーターで上がった最上階。部屋まで向かう廊下で、手すりのつくりと高さが相まって「これ、大丈夫か?手すり崩れるんじゃないか」「こどもも手すり触ったりするんだけど」と恐怖を覚えながら部屋の中に。

リノベは入っていないものの掲載写真では綺麗そうに見えていた内装ですが、実際に中に入ってみると......「劣化」を感じざるをえない😨水回りも使用感が当然あり、雨風に晒された窓際の木材はボロボロの箇所もある。

希望のルーフバルコニーについても、いざ見てみると「こんなものかぁ」という印象に。30分ほど内見をしましたが、帰りの車でお断りの話をしたことは言うまでもなく。

そしてそんな初内見で現実を見てガッカリしたものの、この機会で夫婦が本当に何を物件に対して求めているのかが明らかになりました。1件目がこの物件を見れて本当に良かったと思います!

そして内見終了翌日に、もう一度物件をフレッシュな目で見直すと夫婦の感じたネガティブを打ち消せそうな物件が。駅徒歩7-8分のエリアにある物件です。

今度はどうかとやや不安をもちながら、翌週に売主さんがまだ住んでいる物件への内見に。

外観の作りや、共通玄関の佇まい、植栽も手入れをされていて築年数は1軒目のものとそこまで変わらないはずが感じるものの管理が行き届いているのが伝わりました。エレベーターから降りて部屋まで向かう廊下の感じは、妻の実家の雰囲気に似ており落ち着く感じもある。トランクルームも外廊下に備わっていて、トランクケースやテント等の収納にも困らなそう。

部屋の中に入ってみると、内装リノベを4年前程にしたということと非常に丁寧な暮らしをされていたからか、床、壁、水回りなどの全内装がキレイですぐにでも生活できるイメージがつきました。

そして、スーパーや総合病院も近く、学区の安心感も申し分ない。また起伏はないエリアでハザードマップも不安要素が少なくマンションのつくりとしても安心感があり、管理費修繕積立金、固定資産税をふくめても手取り収入の16%ほどで抑えられ、夫婦それぞれの働くスタイルや条件にも柔軟性をもたせることができ、長く住むに値する物件だと思いました。また、住宅ローン控除対象にもなる物件であったので10年間は13%台まで費用を抑えられる条件でした。

(堅実に、賃貸時と費用を変えたくなかったんですがここは許容範囲内)

内見や売主さんへの質問などを20分程で終えました。上に書いたような感覚は妻も同じだったようで即購入意思を仲介の営業さんにその場で伝え、申込みへ進んでいきました。

6.申し込み〜手続き時期(3週間)

ここからは、「住まいを買う」までに必要なプロセスになります。

(中古住宅のケースです。)

【物件購入の流れ】上から順番に。                               ・申し込み/住宅ローンの事前審査                   ・売買契約                                   ・住宅ローン本審査/住宅ローン本申込み                    ・内定                                    ・金銭消費貸借契約                               ・決済(= 引渡し)

👆の詳細は、不動産会社さんがサイトにまとめてくれていることも多いのでわかりやすく紹介しているページのリンクを貼っておきますね。

「申し込み〜決済までの時間」は、とにかく確認することが多く、決済までの間に必要な書類取得、場合によっては住宅ローン用の口座開設などに対応するのが大変なので検討されている方は、この期間は時間に余裕をもてるように仕事の調整が必要かもしれません。

また、人気の中古物件になると複数人が申し込みや条件交渉を同時に入れていたりするので内定がでるまで気が休まらないという感じでした。私の場合はさらに、保育園の転園手続きのタイミングもうまく重ならないと最悪のケースでは購入できたは良いけど半年くらいは引っ越しができずに賃貸で過ごすというパターンも考えられました。

また内見時の話にもどってしまいますが、内見前に仲介の方へお伝えして即購入判断をするために書類や情報を集めてもらうと良いものもいくつか記載しておきます。

・管理に係わる重要事項調査報告書
・物件状況等報告書
・長期修繕計画書
・修繕積立金の貯蓄額(積立金の滞納者はいるか)
・大規模修繕はいつ行ったか
・過去の修繕が計画どおりにいっているか
・修繕一時金の発生可能性はあるか
・固定資産税、都市計画税はいくらかかるのか
・管理体制とその会社はどこか 等々

内見から本格的に購入するまでに準備しておいたら良かったなと思うものも、またの機会にまとめられればと思います。

■「住まいを買う」のに、本当に大切にしていたこと

長々と、「住まいを買う」までに経験してきたことや考えてきたことをまとめてきましたが、無事に納得できる「住まいを買う」ことができた今。

ふりかえって大切にしたことは何だったんだろうとあらためて思い返すと、私たち夫婦の場合は、「人生の選択肢に柔軟性を持てること」「気持ちよく家族みんなが生活をできること」に集約されるかもしれません。

「夢のマイホーム」という言葉が昔からありますが、私たちにとっては「夢のマイホーム = 夢が詰まった家」ではなく

「夢のマイホーム = 現実と向き合い、家族みんなが先の人生まで気持ちよく歩んでいける環境を手に入れること」だったと思っています。

■最後に(ちょっと宣伝)

今ふりかえれば、さきほど書いたように納得度の高い決断ができたと感じていますが、購入直後は本当に良かったんだろうか?という気持ちも少なからずありました。

そんな中で、より納得感を自分の中に持たせたいなと思っていたところ「住まいを買った」経験者たちが集うコミュニティ「すんで埼玉」のYouTubeチャンネルをたまたま見つけて「合理的に考えて埼玉」という言葉に惹きつけられてしまったんです。

なぜかというと、私が「合理的に考えて埼玉」に行き着いた当人だったからです(笑)

経験談を書いてきましたが私の場合は、「住まい」の選定するまでに仲介営業の方やアドバイザーは特におらず夫婦で条件整理などをしてきましたが相談にのってくれる人がいると実は気づいていないポイントなどにも気づきながら検討を進められるかもしれません。

日頃の仕事が忙しいので、時間をたくさん割いて相談にのることはできないかもしれませんが「すんで埼玉」のメンターを私もしていますのでもしよければご連絡ください!(twitterのDMでも大丈夫です〜)

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ここで今回の記事は、おしまい!👋


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