好きな番組なのに残念だった話。(毎日投稿するよ)

暇なので毎日書いてみることにする。

⚠このnoteは批判が混ざっているので注意⚠

私は絶対に見逃さない、大好きな番組があります。
それはNHK Eテレで放送されている、100分de名著です。
私が読書をするようになったのもこの番組のおかげです。
2020年12月の『ディスタンクシオン』回。
文化資本なんて知らなかった私には、雷に打たれたように衝撃が走りました。
それから毎月発売される薄めの本を読み始めました。
この薄さなら読めるだろうと思って買って、大正解。
それからは、どんな分野でも、本を買わないときでも、
毎週録画して見ていたのですが…。

毎年恒例新春の100分de〇〇シリーズ。
今年は筒井康隆です!
私は小説を全く読まないので、これが私の小説沼の入り口になるのかも??
なんてワクワクしながらリアタイし始めました。

が、割と序盤で興ざめ。
誰かがあるタイトルを紹介したら、
「おお~さすがです✨👏」
「わかります」
といった感じで、知る人ぞ知るみたいな、
マニア間の話し合いみたいな…

番組内のアニメーションや説明はいつもわかりやすくて大好きですし、
今回も内容は入ってきましたが、
皆で筒井康隆大絶賛。
全く違う捉え方をしましたとか、
これは少し違和感があるとか、
そういうのがない。
大の大人6人で集まって、ただほめそやして、
筒井康隆の魅力について語り合う会。

なんか…私置いてけぼり。
いや、それだけ筒井康隆好きにはものすごく楽しい時間になったと思います。
でも、100分de名著の醍醐味がない。話しの方向性が色々広がる、みたいな点がない。
筒井康隆をたくさん読んだ方々の崇高な話し合い、感。
入っていけない。

これは番組の方向性というか作り方てきなものだから仕方ないか~と思いつつ、もう見てるのがしんどい。
自分の言いたいことを筒井康隆の表現を借りて、筒井康隆に言わせている感じとかね…
「私はこう感じました」ならまだわかるけど、
「筒井はこれを見通してた」みたいなの、いるかね?

これまでのフェミニズム論、宗教論、パンデミック論が好きだったからなおさら。

だから小説が苦手になるんだよ!!!!と思いました。
新春スペシャルにも伊集院さん呼んでください…

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