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【恋愛できない原因?】見た目のコンプレックスとの向き合い方

「人は見た目じゃない!」という言葉。

色んな経験を重ねた今では、この言葉に集約された意味を理解することができるようになりました。

でも昔はコンプレックスも多く、そんなの何万回聞いても受け入れられない!と、さらに卑屈になっていた気がします。

でも結局は、自分の人生に本気になれないことの言い訳だったんだなと感じるようになりました。

もちろん改善できないこともあるので、イージーに改善できてどんどん経験を積んでいける人もいれば、物理的に改善することが難しかったり無理なこともあるでしょう。

改善が無理なことは受け入れるしかありません。
今回はそんな恋愛と密接な関係にある、見た目のコンプレックスについてお話ししていきたいと思います。


本当に改善が必要なことか考える

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例えば、太っているのがコンプレックスだという人は多いと思います。

どのくらい太っているのかにもよりますが、体重があと何キロ落ちれば魅力的な見た目になれるとか、あと何センチ細くなったら理想通りだとか、目標を持ってダイエットに励んでいる人も多いでしょう。

私自身もダイエットしたことはありますし、あと何キロか痩せれば魅力的になれると思っていた時期もあります。

もちろんダイエットは悪いことではないですし、自身を良くするためにポジティブな気持ちで取り組めているのならとても素敵なことだと思います。

でも、「太っているから自分はダメだ」とか、「太っているのは恥ずかしいこと」だとか、否定的な気持ちでダイエットに取り組んでいる人が多いなと感じています。

まずは今の自分を受け入れられないと、自己否定のループからは抜け出せないのではないでしょうか。

ダイエットだけでなく、見た目に対するコンプレックスは自分の心の問題だと、まずは気付くことが大切だと思います。

どんな体型でも、どんな見た目でも、いつでも自分自身を受け入れて、人と比べるのではなく自分の人生を謳歌している人はたくさんいますよね。

人と比べてしまって自己否定のループに陥ってしまっている人の特徴は、以下の3つが考えられると思います。

・まだ明確な価値基準がない
・周りの評価や反応を気にしすぎる
・否定的なコミュニケーションを取る人が周りにいる

まだ明確な価値基準がない

これは性格的な理由だったり、育ってきた家庭の問題もあると思うのですが、大人になるにつれて自分だけの価値基準というものは、何となくはっきりしてきますよね。

なので今はまだ迷ってしまうことが多かったとしても、その都度問題と向き合っていれば、自分の得意とするものや、好きな場所、譲れないものなどがはっきりとしてくると思います。

例えば私の例でいうと、“自分で決定できない“ということがストレスになって気分の落ち込みが起こるということがあります。

どういうことかと言うと、それほど動いたわけでもないのに、何故かすごく疲れてしまう日があって、原因をその都度考えたんです。

その時一緒にいた人がどんな人だったか、どんな場所にいたか、自分の睡眠時間はどうだったかなど細かいことまで可能性を書き出して分析し、たどり着いたひとつの答えが“自分で決定できない“ということがストレスで疲れるということ。

要は人に合わせるのが疲れるっていうわがままな性格なのですが、反対に自分で決定することが苦手な人との相性はとても良いということですよね。

ちょっと話がズレましたが、このようにその都度問題に向き合うことをたくさん繰り返せば、自分の価値基準というものは自然とできていくのではないかなと思います。

自分だけの価値基準ができれば、自分の見た目を人と比べるということはしなくても良いことだ。と思えるのではないでしょうか。

周りの評価や反応を気にしすぎる

そして自分だけの価値基準が曖昧だと、周りの評価や反応が気になって仕方がないと思います。

今はSNSで誰もが自分の意見を発信することができますし、実態のよく分からない人からの反応をもらうこともできます。

そんなやりとりを見ているだけでも、「この顔はブスすぎてないわー」のような、どこの誰かも分からない1人の意見に影響されるなんて馬鹿らしいですよね。

でも、そこで勝手に価値観の刷り込みが起こることもあるんです。

そういう、どこの誰だか分からない人の評価を間接的に見て気にしてしまうのは良くないことだと思います。

日常でも相手の反応を伺って合わせることで、嫌われないように防御している人もいると思いますが、嫌われないようにするという行為は、相手との関係を深いものにする気がないということですよね。

気をつけるのは言い方や表現の仕方だと思うので、嫌われるかどうか先行ではなく、自分の意見を上手に伝えるということを学んでいくのが大切だと思います。

嫌われないように振る舞ってしまうとか、人と深い関係になるのが苦手だという人にぜひ読んで欲しいのがこちら↓


否定的なコミュニケーションを取る人が周りにいる

「自分はダメなやつだ」と思い込んでいる人は、近くに否定的なコミュニケーションをとる人がいる可能性が高いということ。

家庭環境だったり、職場の上司だったりするかもしれません。

否定的なコミュニケーションをとるということは、その人自身も自らに満足していない可能性があります。自分の人生にある不満を、他人で発散しているということですよね。

難しいかもしれませんが、そういう人からは少し距離を置いてみるとメンタルの状態が改善しコンプレックスに対しても前向きになれるかもしれません。

特に内的で自分の殻に閉じこもりがちな人は、生身の人間とのコミュニケーションの中で生まれる価値観の共有ができず、考え方も偏っていってしまうように感じています。

その中にいると(例えば、自身に対して否定的なコミュニケーションを取る人が周りにいる場所)それがおかしいとだとか、自分がストレスに感じているとは気付きにくいと思います。

本当に治すべきことなのか、絶対に改善すべきコンプレックスなのか、改善が必要なのはもっと別の部分ではないのか?など自問自答してみてください。

心と体は必ずつながっているので、体だけ(見た目だけ)を改善しても、本当の意味で満足することは難しいのではないでしょうか。



コンンプレックスの改善が難しい時にすべきこと

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改善できるコンプレックスと、改善が難しいコンプレックスってあると思います。

例えば、太っているのがコンプレックスだったら痩せることで改善できますよね。
簡単ではないかもしれませんが、やればできないことではないですし、方法もたくさんあります。

どこかのパーツを整形するとしても、プチ整形のような簡単なものから、骨を削るような大手術がいるようなものまで様々あると思いますが
自分がやってみたくて、それで満足するかもしれない可能性があるのなら、とりあえずやってみるのも良いと思うんです。

そうやって自分がより良くなる為に行動できる人は、経験も多くなりますし、自分の求めているものにも気付くことができると思います。

でも、受け入れることが難しかったり、改善へのアプローチが途方もなく大変だと感じる人は、不満を抱えたまま現状維持しているのではないでしょうか。

あと、いくら改善しても自分に対して否定的な感情のままだという人もいると思います。

そういう人は、とりあえずコンプレックスに対しての気持ちはいったん置いておくとして

今のありのままの自分を受け入れて認める

ということを、まずするべきだと思います。
その為にした方がいいことを次の3つにまとめました。

・人と比べるのはやめて、過去の自分と比べる
・自分が存在していることを感じるだけ
・ネガティブなワードは極力使わない

人と比べるのはやめて、過去の自分と比べる

人はそれぞれ違って、それは良いとか悪いとかではないですよね。

でも自分が不満に感じていることがあったり、もっとより良くなりたいのであれば、他人と比べて卑屈な気持ちになるのが一番してはいけないことです。

でも、比較はモチベーションにもなるので、過去の自分と比べて成長を感じてみてください。

必ず良くなっているところがあるはずです。

自分では分からなければ、家族や友達に聞いて成長を一緒に感じるのが良いのではないでしょうか。

自分が存在していることを感じるだけ

人はみんな自分の人生を生きています。

他の誰かになりたがったり、羨んだりしてしまう気持ちはとてもよく分かりますが、それは自分の人生ではないですよね。

自分が存在してるということに前向きな気持ちが持てるようになれば、より充実した時間を過ごすにはどうすれば良いか考えられるようになると思います。

その第一歩で、否定的な気持ちを持たずにただただ感じるということが大切です。

これには瞑想とか、セルフコンパッションの本がおすすめです。


ネガティブなワードは極力使わない

普段から気をつけた方がいいなと思うことは、ネガティブなワードを使わないということです。

実際に口に出さなくても、心の中で「こういうところがダメなんだよな〜」とか「どうせまた同じだ」とか、ついつい思ってしまう時があります。
決して無理にポジティブに変換しなくても、
「こういうところがあるな」とか、「同じになるかもしれないな」など、ただただ感じるだけにとどめるようにしておくのが良いでしょう。


見た目のコンプレックスに逃げていることに気付く

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恋愛は素晴らしいものだし、人を好きになって学ぶことってたくさんあると思います。

でも、自分以外の誰かが自分の人生のつまらなさ、満たされない部分をどうにかしてくれるのでは?という期待で、好きな人や恋人を作ってしまうというのは、恋愛がうまくいかない原因だと思います。

依存的になり相手に求めるばかりになってしまったり、期待通りの人じゃなかったとすぐに気持ちが冷めたりしてしまいますよね。

それと繋がると思うのですが、自分の見た目のコンプレックスが改善されれば、恋愛や人生自体がうまくいくと思っている危険さもあります。

もちろんコンプレックスに思うことがあれば解消するための行動は大事です。

でも、それさえ解消されれば(例えばダイエットして痩せさえすれば…とか)人生が好転するのにな…と思いながら何もしないのであれば、それは“今頑張る“ということから逃げているだけではないでしょうか。

そうして恋愛や仕事がうまくいかないことを見た目のせいにすることで、内面の問題ではないという安心感を得てしまっていますよね。

問題は、自分の人生に対する主体性のなさにあるのではないでしょうか。


自分の良いところに目を向ける

比べることをやめるとか、ありのままを受け入れるとか、分かっててもこれまでずっとそうやって生きてきた以上、実際にできるようになるには時間のかかることですよね。

でも、できることに目を向けて少しずつ改善していくことはできます。

まずはポジティブな気持ちになれるように、自分の良いところに目を向けるというのがおすすめです。

見た目にコンプレックスがある人は、そこばかりに意識が向いている状態だと思うので、
例えば「太っているのが嫌だな」とそこに目を向けるのではなく
「目がぱっちり二重で綺麗だな」とか「切れ長の目がクールで素敵だな」とか。

自分がポジティブに受け入れられる部分を探していく感じです。

人から言われた嫌なことも、もしかすると相手は本気で良いと思って言ってくれているかもしれません。

そうやって良いところに目を向けて、前向きになれるとコンプレックスは本当にコンプレックスだったのか?という気持ちや、心の変化にも繋がると思います。


最後に

私自身、見た目のコンプレックスとずっと戦ってきて、人と比べることがどうしてもやめられなかったり、コンプレックスの改善が難しいなと感じた時に、「じゃあどうする?」と常に向き合って考えてきました。

ここで書いたのは、いろんな本を読んで学んだり、周りの友達を見て気付いたことなどです。

今は以前よりも前向きに自分を受け入れることができているのですが
自分の中で生まれた見た目に対するネガティブな気持ちに、その都度ちゃんと向き合う。ということが一番意味があったことだと感じています。

時間はかかるかもしれませんが、自分と向き合って考えていけば必ずありのままの自分の姿を受け入れられるようになると私は思います。




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