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子供に関わる仕事をしたい方必見!言語聴覚士がおすすめな理由4つ
子供好きで、子供に関わる仕事がしたい場合は、保育士や教師、学童スタッフなどがあります。さまざまある仕事のなかでも特におすすめなのは、言語聴覚士です。言語聴覚士が担当する領域は成人領域だけではありません。子供を担当する小児領域もあります。
この記事では、子供好き、子供に関わる仕事がしたい方に向けて、言語聴覚士がおすすめな理由を4つ紹介します。
自分で作った教材・おもちゃで子供の成長をサポートできる
子供の療養内容は一人ひとりで異なります。そのため、それぞれの子供の成長に応じた教材やおもちゃを自分で作ることがあります。
実際に自分で作った教材やおもちゃを療育に活かしている言語聴覚士の小原路乃さんは次のように語っています。
お子さんが、私の作った教材やおもちゃを通してたくさんコミュニケーションをとってくれるときにやりがいを感じます。私が教材やおもちゃを作っている目的は、お子さんの「コミュニケーションをとりたい」という気持ちを引き出すためなので、結果につながっていて嬉しいですね
子供が手作りの教材やおもちゃを通じて成長していく姿をみられるのはやりがいといえるでしょう。
子供の成長をデータで確認できる
子供の成長をデータで確認できるのも言語聴覚士の特徴です。
例えば、日々の臨床の成果をデータで確認した言語聴覚士の古里恵さんは、次のように感想を述べています。
支援を行ったお子さんの読み書きが徐々に改善されているのが、きちんとデータで証明されたことも、自分がやってきたことは間違いないと自信になりました
このように、子供の成長を実際に定量化して確認することで、仕事の自信につながるでしょう。
子供に限らず家族も含めて包括的にサポートできる
小児領域を担当する言語聴覚士がサポートするのは子供だけではありません。子供の家族へのケアやサポートもやりがいの一つと言えるでしょう。
小児領域を担当する言語聴覚士の池上陽子さんは次のように語ってくれています。
現在でも親御さんへのケアは心がけていますが、今後はよりそこに注力したいと考えています
言語聴覚の専門家として、子供だけでなくその家族もサポートできるのも、小児領域の言語聴覚士のやりがいです。
幅広い分野の経験を積める
小児領域の言語聴覚士は発達障害児や摂食・嚥下障害児などをサポートします。そのため、子供の症状に応じた分野の経験を積んでいけます。
発達障害児、摂食・嚥下障害児のサポートを行っている小渡結佑さんは次のように述べています。
幅広い分野に参加でき、経験を積めるのも当センターならではの魅力だと思いますね
言語聴覚士として、積んださまざまな分野の経験は、その後のキャリア形成に大きく役立つかもしれません。
【まとめ】言語聴覚士の仕事を通して子供の成長をサポートしてみよう
子供好き、子供に関わる仕事がしたい方に向けて、言語聴覚士がおすすめな理由を4つ紹介しました。
言語聴覚士のなかでも小児領域を担当する場合、さまざまな方法で子供をサポートを行うことになります。自作の教材やおもちゃを使ってみたり、成長の度合いをデータで可視化したりといった方法で成長を実感できるため、子供好きの方には大きなやりがいを感じられるでしょう。
また、子供だけでなくその家族もサポートできる、さまざまな知識を得られるということも、働くうえでの大きなやりがいにつながるはずです。