引用とインターネットを通じた伝言ゲーム
昨日投稿されたnoteの前段に引用したエピソードについて、友人らによる調べによって面白い事実が明らかになったのでそれをまとめておきます。
昨日のnoteはこちら
なんだかなあ、と思う時に出るお気持ちnote 令和4年8月|だかぴー|note
簡単にまとめると、前段のサグラダファミリアのエピソードについて
①恐らく元ネタ:ドラッカーの三人の石工
↓
②に勝手にサグラダファミリアを足したやつ
↓
③の解釈を曲げたやつ
↓
④に文句を言っている私
という構図になっていたようです。
①:恐らく元ネタ:ドラッカーの三人の石工
ドラッカーの『マネジメント』に三人の石工というエピソードがあり、「何をしているのか?」に対して「暮らしを立てている」「石切りの最高の仕事をしている」「教会を建てている」とそれぞれ答え、まあ三人目がマネジメン人(まねじめんちゅ)だ、という話だそうです。まあ全体像を見るのが大事よ的な話ですね。
②:に勝手にサグラダファミリアを足したやつ
んでこのドラッカーのエピソードの教会の部分を勝手にサグラダファミリアに置き換えたやつがいるようです。元々別にサグラダファミリアである必要のないエピソードなので……
ここでは解釈はあまり揺れていませんが、サグラダファミリアにしたことでマネジメン人には長期的なビジョンが大事だという教えが加わっています。時間の視点ですね。ここで二人になった可能性があります。(暮らしを立てている人が消える)(ヤン・カールソン?)
③:の解釈を曲げたやつ
ここから犯人が私である可能性が高まってきます。いやでも高校の時の国語教師だった気もするんだよな……
ここでは②の時間の視点を踏まえながら、サグラダファミリア建設という膨大な仕事の全体性に対して身を置くという解釈が出てくるんですね。これはもう仕事の全体を意識するとかの話からは飛んで歴史ロマンみたいな要素が入ってくるので完全に別解釈です。あとこの時点において登場人物が一人になります。
④ に文句を言っている私
これはまあ先述のnoteを読んでいただければ。最終的に私は①ない話(寓話) を②勝手に盛ったもの の③ない解釈 に④ない文句を垂れていた ようで、なかなか滑稽ですね。