【対立と対話】対立を生むのは、その人の人格そのものではなく、その人の考え方
対立すると感情的なり人格否定してしまう
仕事で、上司と対立したとき
親子で、子どもと対立したとき
学校で、友達と対立したとき
いかなる場面でも、対立を生んでいるのは、人同士の考え方の違いです。
しかし対立して、感情が先立ってくると、イライラ、ムカムカが先に来てしまって、「お前みたいな奴がいるから悪いんだ!」と人間性や人格そのものの否定になりがち。
一度イヤだと思ってしまったら、話したくないし近づきたくもないから、距離がどんどんとはなれていきます。
夫婦で仲良かったのに、子どもができてからは、子育てに対しての意見で対立して、お互いイヤになってしまい、「結婚した時はこんな人じゃなかったのに」と人格から疑い、夫婦は冷めきってしまう。
会社に入社した当初は上司とうまくっていたけど、だんだんと自分が1人前になってきたら、上司と意見が合わなくなってきて、「最近いつも僕の意見を否定してきて、昔はこんな人じゃなかったのに」と上司の人間性に呆れ、日々ストレスを溜めながら仕事をすることになる。
こうなってしまうとなかなか修復が難しくなる。
話し合いというテーブルにつくことなく、嫌いだから無理となってしまう。
違うのは人格ではなく、その人の考え方
多くの人が勘違いしているのが、意見が違い対立することイコールその人が悪い、という安易な図式です。
でも本当は
意見が違い対立すること
イコール
自分とあなたの考え方(意見の源となるもの)が違い、その考え方がお互いに理解できていない。
というただそれだけのことです。
なにもその人自身を否定する必要はないんです。
そしてそれが、腹からストンとわかるようになると対立することはほぼなくなります。
なぜなら、対立したとしても、相手の考え方が理解できさえすれば、そもそも対立する理由がなくなるからです。
その代わり必要なのが、相手との対話です。
対話を繰り返し対立を防ぐこと
対話。ほんとこれに尽きます。上司とのことでも、奥さんとのことでも、子どもとのことでも、とにかく対話です。
『相手はそもそもどういう考え方の結果そのような行動に至ってるのか?』
『なぜ僕とは考え方が違うのか?』
『その違いはどうしたら埋められるのか?』
『僕が相手の考え方に共感するのか?』
『相手が僕の考え方に共感するのか?』
『どちらでもない新たな考え方にするのか?』
そういうことをひらすらに対話するのです。
対話を重ねると、お互いのなるほどという感情が積み上がり、じゃあこうしたらどうなの?という前向きな解決方法を模索することができます。
そこまでいってしまえば、ほとんど解決したようなもの。
その時に解決しなくても、相手との違いが理解できているだけでも、思いやりが生まれて、いつかは解決することになるのです。
まとめ
◯お互いの考え方の違いを理解できないことから対立は起きる。
◯人格否定してしまうと対立は解決しない。
◯対立は対話してお互いの考え方を理解し合うことで防げる。
◯とにかくたくさんの対話をすること!!!
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