出来ない理由探しじゃなく、出来るための方法探しをする
これは実際に仕事で起きたこと。
※細かいところは気にせず大枠で理解してね。小さい会社の社長とのやり取りです。
社長「これからの目標はホームページに1週間に5記事をアップすること。」
スタッフ『今は記事のクオリティを担保するために1週間に2本が限界です!記事の本数増やすなら人を採用して書き手の人数を増やさないと。今記事を書く人は私だけですし。。』
社長「それはなんとなくはわかってはいたけど、今の週2記事ペースから脱却したくて週5記事にしてより多くの人に多くの記事を届けたい。方法は何でもよくて、それを達成したいんだよ。ちなみに今採用活動はしていて人は募集しているところだから。でもそれもいつになるかはわからない。人との出会いは縁だからね。」
スタッフ『そうですね。採用で人を増やさずに記事を増やす方法・・・。』
スタッフ『全体のクオリティをさげれば、週2記事じゃなく週3記事はできるかもしれません。
社長「全体のクオリティを下げるか、、、、それはあまりしたくないな。それなら3記事のうち一つは内容を盛り込みすぎずシンプルな構成にしたもの、残りの2記事はいつもの盛られたクオリティ高い記事ってのはできない?」
スタッフ『確かに、それなら3記事はいけるかもしれません!でも5記事ってのはどう考えても無理な気がします。それか、私が労働時間増やして残業しまくるか。。。』
社長「それはダメだよ!社長としてそれはさせたくない。」
社長「例えばだけど、他部署の人に記事書いてもらう、もしくは記事の一部を書いてもらうというのはどうだろう。今いるメンバーで工夫してやれば達成できそうだと思っていてね。」
スタッフ『本当にお願いできるでしょうか他部署の人に。他部署の人だっていつも忙しそうですし。会社全体として1週間に5記事出すということを社長から社員全員に言ってもらえれば協力してもらえるのかもしれないですが。』
社長「これは確定事項ではないけど、いったんその方向でやってみよう。他部署の人達にも声かけてみるから。ダメならまた方向修正するということで。」
スタッフ『わかりました。記事のクオリティを調整する、他部署の人に協力してもらう、それでやってみます。ありがとうございます。』
初めはスタッフさんは『そんなのムリゲーに決まってんだろ!』と頭の中では思っていたけど、段々と話していくうちに、『まぁそれならできなくはないか』という気持ちに変わっていました。
出来ない理由を言ってしまうと、そこで思考停止してしまう。
「だから出来ないんだ」と。
もちろん出来ない理由はあって当然。だけど、その理由を克服しないと前に進めない。
だから何か問題点に当たってしまった時には、出来ない理由じゃなく、出来るようにするにはどうしたら良いかという前向きで建設的な方向に頭を使う。
それは意識してやればできることだし、癖付けすればいつもそういう思考に持っていくことはできると思う。
自分がもし「あ、出来ない理由ばっかり言ってる」と思った時は「こういう時は出来るようにする方法を探そう」と思考を転換してみる。
そうしたらきっとうまく問題点を解決することができるだろうなと気付いた今日この頃。
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