配膳ロボットどう使うの 2024.9
サイゼリアだか、バーミヤンだかに入った時のことです。
ロボットが通路を動き回っていました。おもしれ―なあって思って見ていると、料理を客席まで運んでいきます。テーブルで止まりました。お客が、ロボットが運んできたものを自分で取って、食べ始めたのです。食べ終わって客は、帰りました。私のテーブルもそれと同様の事でした。食べ終わった席には食器がたくさん。
思いました。料理を運んでくれるお姉さまの優しい笑顔はありません。声かけもありません。何とつまらないことでしょう。
ふっと思ったことです。料理を運ぶのは、お姉さまにして、片づけるのをロボットに積めばいいのに。炊事場まで持っていくのをロボットに任せれば、従業員は楽チンなのに。ロボット使うの逆だろうって。
今日、「かつ庵」に入りました。お客が三人、食べて席を立ちました。すると調理場の方からロボットがやって来て席の前でピタッと止まりました。お姉さまがやって来て、ロボットに食器を積み込みました。するとロボットが調理場の方へ移動して、食器類を運んでいったのです。
「かつ庵」やるじゃん、これこれ。これだよ、ロボット使うんだったら。
私、レジに行きました。得意のコミニケーション。
私「一つ、感じ入ったことがります。お話してもよろしいでしょうか。」
「ハイ、何か、お聞きします。」
「思っていたことがかつ庵では実現しています、嬉しくなりました。」
彼女、私の考えに大賛成。
「とても楽になっています。重いし、汚れてるし。できれば、3段あるといいですよ。今は2段ですから、少し自分で持たないと…」
とても素敵な笑顔で話をしてくれたのでした。
「また、おいでくださいねえ」
が、心地よく聞こえ、店を後にしました。