
65年前がよみがえる 駄菓子屋が
2023.3
駄洒落栖人
サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者の専門コース別研修受講で、関内は馬車道にある神奈川県中小企業共済会館(横浜市中区中通3-33)に行った折の事です。
一グループに5人ずつで研修が始まりました。研修始まりは、軽くお互いに挨拶を交わして。一回目の休憩で、みなさん名刺交換。紋切り型のやり取り。休憩後、研修が始まりました。いただいた名刺に順に目をやりました。
TSさん 寮長 社会福祉法人 寿徳会 キャンバス秦野 秦野市
YTさん 所長/管理者/サービス管理責任者/主任介護専門員/介護福祉士/保育士 特定非営利活動法人かすみそう 愛甲郡清川村
OMさん 代表理事 特定非営利活動法人 一麦 生活介護事務所
OHさん 児童発達支援管理責任者 放課後ディサービス 平塚市名刺交換した時に、関心を持ったのがOMさんの住所だったのです。横須賀市池上5、これってゆたかさんが小さい時に住んでいた近くなんではないか。
OMさんに話しかけました。
「私、小さい時、22歳まで池上坂上というところいたもんですから、池上っていう住所が懐かしく思います。」
OMさん、「私、今はここが仕事場なんですが、坂本5丁目に住んでいたんですよ。」
「え、私も5丁目に…どちらですか?私は、池上坂上のバスの操車場のすぐ脇に魚いくっていう魚やの裏に住んでいました。」
「私、そこから直ぐの藤岡っていうお豆腐屋さんの隣でした。」
「えー、そのお豆腐屋さん、藤岡の次男と幼友達で、とっぷ屋って呼んでいたんです。」
「わたしその隣の駄菓子屋の娘だった人が母です…」
「えー、そこ良く買いに行ってました。おばあさんが店番していて…、おばあさんとは仲良くしていまして。時々、眼鏡かけたお兄さん、ほんのたまにお姉さんが店番してて…そうそう、文房具も扱ってました。」
「その娘の子どもです、わたし…」
大変な出会いとなりました。ゆたかさんがよく通っていた駄菓子屋のあのおばあさんの娘さんの子ども、が今、この研修の同じグループの隣に座っているのですから。「お母さんはお元気なんですか」「はい、元気ですよ」
坂本火薬庫の爆発については、母から聞いて知っていました。家が傾いてしまったことを母から聞いていましたと。
※<火薬庫の爆発事件>ゆたかさんが小6の時、同級生のお父さんが自分の営む会社の火薬庫に火をつけ大爆発、15mもの穴が開いて、爆弾が落ちたような事件がありました。