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横浜に移り住んでの楽しいことは? 2024.06.19


  

その1   駅から5分で帰れる


 2023.9.1に京急富岡駅から5分の所に引っ越しました。娘の住むマンションです。人生で初めてのこと、何がと言いますと駅から歩いて、つまりバスの乗らずに家に帰れるのです。そのバスに乗らずに帰れるのが人生初めてなのです。今までは、電車を降りるとバス停まで歩き、並び、バス降りて歩き、やっと自宅だったのです。
 それがなんと電車降りて、歩いて5分。マンションの階段を上り(、ま、これが少し問題なのですが)自宅なのですから、もう目をつむっていても自宅、ちょっと大袈裟ですが。感動するくらいの距離、感動するくらいの時間。実際に感動してます。こんなことは初めて。これほど電車、すぐ歩いて家、が良いのかを味わっています。団地の中の各棟の庭が少しあるのですが、それがどの庭もよく手入れされていて、美しいのです。プロの植栽が管理に携わっていますから。なんてことの無い庭なんですが、管理が行き届いていますから、見た目も美しく和みます。それを右に左に愛でながら、家まで帰れます。お店もほどほどあって目を楽しませてくれます。



その2 なんと言っても音楽が近くなったことです。

 なにが嬉しいかと言って、こんな嬉しいことありません。だってですよ、生の音楽、特に室内楽が¥1000¥2000で聴くことができてしまうんです。一番近くのホールは長浜ホールというのですが、ここで手軽に効けてしまいます。そこそこプロの音楽が、かぶりつきで聞けてしまいます。演奏者の息遣い、体のがブレスするところが手に取るように。そんなの聴いたことがありません。それが見られちゃうのですから、たまりませんね。
 そして、各区行政センターにあるホールでそこそこ有名な演奏家による演奏会。もう、たまりません。一か月にそれこそ毎日聴こうと思えば聞くことができる。こんな毎日が過ごせます。私の住んでいたⅯ市、Y市は立派な音楽ホールがありますが、値段が高い高い、横浜市なら三回から四回もいけてしまう。
 ま、比べてはいけませんが。そもそも演奏者の人口が違うのですから。
 

  

その3 終の棲家の棲家としては嬉しくて嬉しく

家出てから直ぐに居酒屋がある。これが終の棲家とするエリアの理想です。
それがこの横浜市金沢区富岡にきて叶いました。
 駅から五分で家に帰れますから、家から出て駅まで五分の間に、居酒屋あり、スーパーあり、ラーメン屋あり、小さなイタリアレストランあり、蕎麦屋あり、喫茶店あり、とんかつ屋ありです。そんなわけで嬉しくて嬉しくてしょうがありません。チェーン店が入り込めない路地的な道路なもんで老舗に近い店が軒を連ねています。チェーン店は、国道に沿って2軒だけという具合ですから。小さな店は、それぞれ夫婦で営んでいたり、親子で営んでいたりするものばかりと言っても過言でもありません。それゆえお店には個性があります。それがいいのです。店の装飾、店のレイアウト、当然メニューにも反映しています。
 それだから二三度訪ねれば、顔を覚えてくれて、なんだかそれだけなのに顔なじみになり、昔から通っていたように錯覚してしまいます。
終の棲家の暮らし方が揃いました。

 

その4 こんな狭いエリアになぜか医者が多い

 驚いたこと、不思議に思うことがあります。
夜になって車のライトを見ると眩しすぎるのと目がくらむようになり、怖ささえ感じるようになり、さっそく眼科に行きました。家から5分。白内障の診断を受け、大きな病院での手術が良いとなり、紹介されて手術を受けました。富岡で始めての医者通いとなりました。無事日柄も経ち、治りました。しばらくして左足の足裏が痛みを感じましたので、整骨院に通いました。
 気が付いたことに内科があり、整形外科あり、歯科あり、外科、胃腸科、耳鼻咽喉科、ほとんどの医者がそろっていること、看板を出している。狭い10メートル道路に沿って。私の通った整骨院の若い医者との話で「ここなぜか、医者多いんです。そこで人が通ってきやすいのかと思い、ここに開業したんです。」と言うのです。
 これを合わせて。そういうものかと思いながらも、自分の目で「なぜ、ここに医者が多いのか」確かめてみようと思い始めています。
 
洒落栖人@since 1997  ®🍄


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