手を入れろ クールベストのおじさん 2024.8.
京急に乗った。
乗ったらボックス席には誰もいない。
私 機嫌よくして座る。
次の駅で、おじさんお爺さんが乗ってきて、目の前に座った。 その方、今、外で働く人が着ている、クールベストを着ている。外で働く人ではないのに着ている。外で働いている方には、働いているのでなかなか聞けないでいた。ベストの値段をだ。
仕事の邪魔だから、そばに寄っていって聞けないです。
ところが、働いていないおじさんお爺さんが目の前にいる。
これは聞かないといけないなと、とっさに思った。
おじさんお爺さんに聞いてみた。
「涼しい?ですか?」
おじさんお爺さん、
胸のチャック開けて
「手を入れろ」
って。初めての方の懐に手柄を入れるのは、と戸惑っていると
私の手をつかんでぐっと
入れたら、涼しい風が吹いているじゃないですか。
かなりの強さです。
「いくら?8000円?」
「そんなもんじゃないよ。」
「¥10000?」
「いやいや¥18000円だね、インターネットだともっと安く買えるよ。」
「ありがとうございます。」
勇気出して、聞いてよかった。
ま違いなく涼しかった。
買おうかなあ…。
※写真:ユニホームベストより引用
駄洒落栖人@since 2009
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