ヴィヴィくんの豪快なファジフーズ探訪っぷりに勇気を貰う
ヴィヴィくんがついに岡山に来た。
5月、ファジ丸が長崎に電撃訪問したのは記憶に新しいところです。
ファジ丸の九州初上陸と、ヴィヴィくんのおもてなし : Jリーグマスコットのことばかり考えるブログ(旧館) (livedoor.jp)
これまでマスコット交流の気配すらなかった岡山と長崎の間に縁ができ、「もしや…?」と思われたところで、ヴィヴィくんの大阪ファンイベント翌日に岡山訪問が決定。
岡山と長崎が同カテゴリーになるのは今季で実に10シーズン目ですが、とうとうあのヴィヴィくんが岡山の地を踏むことになったのです…。
歴史が動いたと言っていいでしょう。
そしてシティライトスタジアムに堂々登場したヴィヴィくん!!
管理人もその場にいましたが、かつてこのスタジアムではおおよそ見たことのないようなマスコット周辺の人だかりが早々に形成され、まさに今日この瞬間、山が動いているのだと感じさせる光景となっていました。
その様子をご覧ください。
脚立芸千本ノック
この日目立ったのは、とにかくヴィヴィくんを脚立に乗らせるファジ丸のアグレッシブさ。
長崎遠征の際は諸般の事情により脚立芸を封印していたファジ丸だけに、ホームでは存分に自身のアイデンティティたる脚立ネタをマスコット交流の前面に出してきたと言えるでしょう。
ファジ丸が自ら普段やっている脚立パフォーマンスを見せてから、ヴィヴィくんにチャレンジさせます。
その後、舞台をスタジアム内に移しても脚立芸の応酬は続きました…。
ファジ丸のこの猛烈な脚立推しは、ヴィヴィくんという圧倒的タレントに立ち向かうための一点突破おもてなしという感が漂っていましたね。
スターであるヴィヴィくんを前にして、ファジ丸の魅せるべき個性とは何か?というのを見つめ直す貴重な機会になったのかもしれません。そうだったら素敵。
ファジフーズに全振りしてきたヴィヴィくんから学ぶこと
この日のヴィヴィくんの場外グリーティングで特筆すべきこと、というか唯一のポイントとしては「スタジアムグルメ(ファジフーズ)を買いまくった」ということですね。
もともと今季のヴィヴィくんはホームでもスタグル購入を熱心に行っており、岡山遠征の前からファジフーズへの期待も露わにしていました。
それは分かっていたんですが、まさか場外にいる時間の大半をスタグル巡りに費やすとはさすがに思っていませんでした…。
僕はヴィヴィくんの底知れない執着心を見くびっていたようです。
ヴィヴィくんが「事前に下調べして」購入していったのは以下の通り。
・豆腐屋さんの梅奴(テント7)500円
・下津井タコの海鮮塩焼きそば(テント6)600円
・肉巻きファジ棒(テント2)500円
・すいかスムージー(テント6)500円
計2100円。
ファジフーズ | ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA
このチョイスに僕は唸らされました。
まさか真っ先に豆腐グルメを買いに行くとは。
豆腐グルメブースは今年初出店であり、麻婆豆腐やと豆腐ドーナツ、冷奴など他のスタグルとは一線を画すラインナップで「ファジフーズ通」の間では密かに話題になっているのですが、一般的にはまだまだ知名度が低いのです。
それをまさか最優先でゲットしにいくとは…。お目が高すぎる。どこで情報を仕入れたんでしょうか。
この梅奴についてヴィヴィくんは後日のインスタライブでも特に美味しかった一品として振り返っていますね。
また、最後にチョイスしたスムージーも最近岡山の夏の新定番として静かなブームとなってきていたわけで、何度も言いますがどこからその情報を仕入れてきたんですか。
そして何より、あのグルメ番長と名高いヴィヴィくんが、岡山遠征と聞いて「スタグル巡りに全てを懸ける」という姿勢を隠さなかったことに、僕は岡山サポーターとして勇気を貰いました。
それほどまでに岡山のスタグル、ファジフーズはJリーグにおいて名物と認識されているのだと。自信を持っていいんだと。
それまでのヴィヴィくんのグルメ通ぶりをこれでもかと見せられてきただけに、その感動はひとしおです。勇気をありがとうヴィヴィくん…
↑ヴィヴィくんのフーズチョイスはインスタ公式投稿でもチェックできます。
空気階段さんありがとう
最後にもう一点。
この日は人気お笑いコンビ、空気階段のおふたりがスタジアムに登場してPK対決を行ったのですが、そこで想像以上にマスコットと絡む絡む。
特に最終勝負、キッカー水川かたまりさんとGK鈴木もぐらさんの対決では…
非常に見応えのある一幕でした。我々は何を見せられたんだという気持ちにはなりましたが…。
ということで、無事マスコット交流は終了。
岡山目線で言うと、ヴィヴィくんという「岡山のクラブ文脈には想定されない」巨星のようなマスコットがやってきたことは、非常に大きな学びになったのではないかと感じました。
マスコットがこんなに自律的に活き活きと動き回り、それに伴い多くのファンが一緒に動く…という世界があるのだということをリアルに実感したことを、今後の運営に活かしてもらえると良いなと思います。
そしてこの縁が来年以降も続きますように…。