J1のゼルビーに会いに行く
2024年のJ1リーグの話題を色々な意味でひとりじめしているFC町田ゼルビア。
その取り巻く環境とクラブ自身の激変ぶりは遠くから眺めていても衝撃が伝わってきますが、実際の試合会場の様子はどんな感じなのか?と気になったので、昨シーズン8月以来の訪問を果たしてきました。
この日はアビスパ福岡戦。
路線バスに乗って町田市野津田の町田GIONスタジアムにやってきたわけですが…
平和~~!!!
そこに広がっていたのは、昨シーズンまでと変わらない牧歌的な野津田の風景でした。
4シーズン目となった「天空の城」ブランディングはJ1に上がってもブレることがないことも確認。
撮影スポットにはフォトプロップスの代わりに盾と剣が置かれている。(どんなサッカー会場よ)
そうこうしているうちに…
ゼルビー登場。
もう見た瞬間これこそゼルビーだとわかる歩き方…
この時点でわかったこと
少なくともゼルビーは全然変わってない。
本当に全然変わってなかった。
変わりゆくクラブの中で変わらない存在がいるっていいですね…
それにしても驚いたのが、昨シーズンよりずっとゼルビーと絡みやすい環境になっているということ。
聞けば昨年よりもマスコットグリーティング回数が増えていて、より触れ合いやすい感じになっているようです。
J1上がってからさらに改善されるとかあるんですか!?
ゼルビーの魅力である自然体な動きは、(J2比で)かなり増えたお客さんの前でも如何なく発揮されていました。
しかし「自然体」とはいうものの、それを常に維持するのは並大抵のことではありません。
環境が変わる中で要求される仕事もこれまでになく変化しているはずでしょう。ぽやんとした佇まいの内側に相当な努力とガッツが積み重ねられているのだろうなと、しみじみ感じるバードウォッチングでした。
この日の試合を見た限りでの感想ですが、J1に舞台を移した町田の試合会場(野津田)は、そのキャパシティを最大限拡充しながら昨年までの雰囲気を維持しようとしているという印象を受けました。
シャトルバスの増便しかり、スタグルの拡大しかり、スタジアム内での売店等の設備増設しかり…。
この日の観客は9092名ということで、昨年までならかなりの大入りの部類に入るはずの人数でしたが、体感としての混み具合は昨季の5000人程度?といったところでした。
混雑による不快の増大を、人的・物的資源投入でかなり抑え込んでいるのが伝わります。
まあもちろん、もっとアウェイサポが大挙する対戦相手だと、アクセス問題を筆頭に、野津田のキャパの限界というものが見えてしまうのですが…。
今後もJ1で戦い続けるとなると、国立競技場の利用頻度、そして新スタジアム?へのプランも検討が加速されていくのでしょうね。
とにもかくにも、J1の町田も個人的にはあまり変わらず「平和な町田の空気感」を満喫することができました。
現地でご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございます。
また行きます!