ツバメの巣

近所のお店が監視カメラを新設して3年が過ぎた。

その監視カメラの真上に毎年、春にツバメが飛来し巣を作り、子どもを育て巣立って行った。

しかし、今年はその様子は見られない。

今年もツバメは飛来していたのだが、あるとき巣が何者か(おそらくカラスか?)に壊されてしまう。その後、ツバメの姿は見えなくなってしまった。

壊された後、再び巣が作られることはなく、1週間ほど様子見していた店側も監視カメラの直下に設置していた糞害対策用の段ボールを撤去してしまった。

店に行く度、壊された巣の一部が残る監視カメラを見上げるが、自然の摂理とは言え、寂しさと同時に憤慨する気持ちも一緒に湧き出てくる。

来年はどうなるんだろうか。


いいなと思ったら応援しよう!