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[選手紹介]山本“KID“徳郁

NO.3 山本“KID“徳郁 「神の子」
生年月日 1977年3月15日
没年月日 2018年9月18日「41歳」
出身 神奈川県川崎市
所属ジム KRAZY BEE
身長 162cm
体重 61〜65kg
リーチ 168cm
階級 フェザー、バンダム級
バックボーン レスリング
堀口選手の師匠である山本KID選手。
山本KID選手は、父がオリンピック元レスリング日本代表の「山本郁榮(いくえい)」、姉がレスリング世界選手権優勝の「山本美憂」、妹が同じくレスリング世界選手権優勝の「山本聖子」という、レスリング一家に生まれています。(山本聖子さんの旦那さまはメジャーリーガーのダルビッシュ有選手です。)甥には格闘家のアーセンがいます。
山本美優とアーセンは、RIZINに出場しています。
山本KID選手は、動物好きで知られていて、殺処分される予定であった犬を引き取り「カッシー」と名づけ家族に迎えました。 
現役時代はUFC「世界最大の総合格闘技団体」で試合をしています。3戦3敗。
KID選手の人気の理由は、強いだけではなく彼の発言やルックス試合ごとに多くなるタトゥーの全てにインパクトがあるため、2000年代中盤では格闘技ファンだけではなく多くのTVや雑誌に取り上げられました。
彼の強みは、2つあります。
1つ目は、戦いの条件に拘らないことです。例えば専門外であるキックの試合に出場したり、自分より体重の重い選手とでも戦う等、自分が不利な状況でもそれを厭わず戦うことです。言ってみれば自らハンデを背負いに行くようなものですが、それはKID選手の絶対的な自信の表れとも言えます。
2つ目は、バックボーンがレスリングであるにも関わらずタックル等のレスリング技術をほとんど出さず、強烈なパンチを中心としたストライカーであることです。KID選手は身長が163cmとかなり小柄なため大抵の場合は対戦相手にリーチで劣りますが、そのリーチ差を瞬時に帳消しにしてしまう踏み込みの速さがあります。また動いている相手の顎を的確に捉えるのが極めて巧く、所謂「当て勘がいい」選手です。
こんな素晴らしい選手でも2018年9月18日、多臓器不全で死去「41歳」
このような素晴らしい選手を忘れないでほしいです

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