2024年大相撲秋場所8日目(中日)観戦
事の始まりは今年の6月22日
その日麻雀をしてドイツ料理を食べるという最高の休日を過ごしてたのですが、そこで「大相撲を見に行きたい」とノビッタさん金庫番さんが言ってくれました
相撲に興味を持ってくれてるというのが嬉しすぎたので、熾烈なチケット争奪戦を制し、中日のチケットを獲得した僕たちはいざ国技館、という流れになりました
先んじてノビッタさんと集まり、両国駅横の江戸NORENにて味噌ラーメンの昼食をとります
思ったよりボリューミーな昼食でこの後の機運を高めつつ、金庫番さんが合流し、さぁ国技館へ
道中で後輩の力士と会って激励したり、大学の先輩と会って談笑したりと、たまたま色んな方に会うことができて嬉しかった
でもノビッタさん金庫番さんからは若干びっくりしたようで、置いてけぼりにしたのは申し訳なかったです
そして場内へ
そして自分たちの枡席に座ります
やっぱり国技館はいい
あの空間は浮世離れしていて、楽しくもあるし、緊張感もある
隣の人が近く同じものに神経を注ぎ込み観戦を楽しんでいる
そういった一体感もある
呼出、行事の声、力士たちのぶつかる音、それがよく聞こえ、それに呼応するように客席から歓声、応援が飛ぶ
他ではない不思議な空間
何度来ても僕はこの空間が好きです
そして実際に相撲を見る体制に
事前に2人にお伺いしたところ、解説が欲しいということだったので、そりゃもう解説しました
相撲の見方、豆知識、各力士のスタイル、この取組の見どころ、取組が終わったらその解説
めちゃくちゃ喋りました
喋りすぎたかもしれない
動きも合わせながらだったので横に座っておじちゃん、びっくりしたかも、ごめんよ
解説してるうちに自分の頭も整理できて、よく相撲が見れたと思います
そして何より
こう言ってくれたのがとても嬉しかった
かなりロジカルで細かい解説もあったので置いてけぼりにしてないかと心配でしたが…
このツイートでやって良かったなと思いました
相撲は進んで最後の取組、結びの一番となります
今日の結びは若元春-豊昇龍
取組前から両者バチバチの空気感で、お互いの睨み合いに観客全体が「おぉ〜」とうなるほど緊迫した展開に
仕切りが時間いっぱいとなり、さぁもう相撲が始まる、あとは力士が手を下ろすだけ、そんな時会場全体に静寂が走り、全観客が土俵上にグッと集中する
僕はこの瞬間がたまらなく好きだ
会場がひとつにまとまる感じ
初めて相撲を見た人でも、ここでは言葉を交えてはいけない
そう自然と感じるほどの緊迫した雰囲気
僕が国技館で最も味わって欲しいものです
そこから鮮烈な取組が繰り広げられていく
その瞬間ボルテージは最高になります
力強く素早い攻防に息を呑み、自然と声が出る
そして全力の相撲を見せてくれた力士に自ずと拍手が巻き起こる
作られたものではなく、自然と湧いてきます
これも国技館でしか味わえない貴重な体験のひとつだと思ってます
全ての取組が終わり、3人でその余韻に浸りました
「本当に楽しかった」
その言葉で連れてきて良かったなぁと思いました
その後別口で観戦してたテキサスさんと合流
先ほどの相撲の感想会をし(大喜利の話もし)僕はほろ酔いで帰路に着くのでした
相撲は日本の文化を守りつつ、エクストリームなやりとりを見ることができます
僕がよく相撲をこう説明します
相撲は唯一、神事とスポーツと興業を併せ持つものだ
その意味は国技館にくれば全てわかります
ぜひみなさんも大相撲観戦してほしいです
その時、僕を呼んでくれたら、ちょっと楽しくできるかもしれません
お誘いお待ちしております
おわり