24.2.11 コスタレイ
2/11東京競馬場にて出資馬のコスタレイの応援に行ってきました。
初めてのnoteなのでコスタレイの紹介からさせて頂きます。
どうぞお付き合い下さい。
◆コスタレイの紹介
コスタレイの父はドゥラメンテ、母はコーステッドの牝馬。
1つ上にはダノンベルーガ、1つ下にはボンドガールがいる血統です。
ダノンベルーガとボンドガールはセレクトセール出身で、それぞれ1億7,280万円と2億3,100万円と高額な落札価格。
一方、コスタレイはシルクで募集総額3,000万円。
そしてコーステッドの22(キズナ産駒)はサンデーで5,000万円で募集されてます。
◆出資した理由
募集当時のドゥラメンテはコルトサイアーという風潮があり、牝馬の人気はそれほどありませんでした。
募集時は立派なフレームがあるものの筋肉量がやや乏しく見えました。
しかし動画の踏み込みの深さから長距離向きなのではと考え、筋肉量が物足りないのもそれが理由かなと。
ちょうど抽優をマイル前後が向きそうなメイクアスナッチに使う予定でしたので、じゃあコスタレイはオークス向きかなと思って申し込みました。
◆ここまでの戦績
デビュー戦は3歳になった4/9中山競馬場で行われた芝2,000mの3歳未勝利戦。
鞍上は石橋騎手。
前年の共同通信杯を半兄ダノンベルーガが制していたので、「なんでうちの子はデビューすら出来ていないんだ」と少し気にしていたので、デビューが決まった時はホッとしたのを覚えています。
当日の馬場は内がかなり荒れていていたので、外を大きくしながらのレース。
直線も大外からしっかり足を伸ばしての5着。
遅いデビューで負けましたけど勝ち上がりを期待させる内容でした。
後に石橋騎手を応援する知り合いから「手袋を外して騎乗するときはそういう時」と教えて頂いたんですが、今振り返っても石橋騎手が丁寧に競馬を教えてくれたことがその後の活躍に繋がっていると思います。
二戦目は5/20東京競馬場で行われた芝2,400mの3歳未勝利戦。
鞍上はレーン騎手。
翌日の芝2,000mとの両にらみだったのですが、気性面を考えても2,000mのほうがいいんじゃないかなと思っていたので意外でした。
レースはスタート直後に両側から挟まれ後ろからの競馬になります。
3~4コーナーで中団まで押し上げ、直線は外に出してレーン騎手の鬼ムチがさく裂。
「そんなに叩かないでぇ~」と言いながらシャッターを切ったのは後にも先にもこのレースだけ。
コスタレイも一生懸命走りましたが最後に力尽き、先行したエコロマーベリックにアタマ差及ばず2着でした。
直線入った時の手ごたえから勝ったと思っただけに本当に悔しかったです。
そして三戦目に向けてコスタレイが天栄で調整していた6/4。
我々出資者に衝撃が走ります。
”半妹ボンドガール2歳新馬戦勝利”
まさか妹に先を越されるとは・・・
しかも2歳新馬戦が始まる週にデビュー勝ちですよ。
この日の私は安田記念を撮るために東京競馬場にいたのですが、妹に先を越されるのが嫌で東京競馬場を脱走。
大國魂神社で流鏑馬を撮影していました。
そして8/20に三戦目を迎えます。
新潟競馬場の芝2,400mに津村騎手を背に走ります。
ゲートの中でモジモジしている間にゲートが開き、もっさりスタートを切ります。
前走同様3~4コーナーで中団まで押し上げ、直線は外に持ち出し果敢にゴールを目指します。
残り100mくらいで先頭を走るロコルルハーツを捕え、1/2馬身差で勝利します。
この時は自宅観戦でしたので写真がありません。
四戦目は11/25の東京競馬場。
芝2,400mにルメール騎手と臨みます。
ちなみに半妹ボンドガールはサウジアラビアCで2着に入り、半兄ダノンベルーガは翌日のジャパンカップに出走予定と相変わらず兄弟は大活躍中。
コスタレイが勝ち上がるまでは複雑な心境でしたが、すでに勝ち上がっていたので「コスタレイも同じくらい出来るはず!」と期待に変わっていました。
レースは普通のスタートを決めると中団からの競馬で1コーナーに入ります。
2コーナー出口あたりでスローペースを見越したルメール騎手がここで動きます。
向こう正面中間までにハナを切っていたアドマイヤサジーまでかわし、一気に先頭に立ちます。
滅多に見ないレース展開に場内はどよめきますが、私の心はワクワクしかありませんでした。
直線を先頭で迎えますが、すでにルメール騎手の手は動いています。
なんとか頑張ってくれとターフビジョンを見ながら応援しているとコスタレイは粘る粘る。
しかしゴール直前でアドマイヤサジーに交わされ2着。
◆5戦目注目メンバー
ようやく2024.2.11まで話が追いつきました。
この5戦目には注目したい出走メンバーが2頭います。
まずはエコロマーベリック。
この馬は2戦目の未勝利戦でコスタレイが負けた馬です。
これは借りを返さないといけない相手。
そしてセイウンパシュート。
こちらは前走コスタレイと一緒に走っていました。
直線前が詰まりながらもコスタレイの内を突いて伸びてきましたが、ゴール手前で余力が無くなったコスタレイが内に寄れたことで再び進路が無くなってしまいました。
セイウンパシュートとしてはコスタレイに借りを返したいところでしょう。
◆観戦記
まずはパドックから。
馬番は6番でしたが最後方をポツンと歩いていて、ほぼ先頭を歩いているような位置にいました。
コスタレイはパシファイヤーをつけ、2人引きで歩いていたす。
それほど入れ込んでいるようには見えませんでした。
返し馬は1番最後に出てきました。
東京競馬場の2,400mは4コーナー側に走っていきますので、写真は後ろ姿だけ。
ゲートでは相変わらずモジモジしていてスタートももっさり。
スタートして後方集団に位置取りします。
今回は前に馬を置いて競馬をさせています。
超スローペースでも前回のように捲って行かなかったのは、上のクラスでの戦いを見据えて壁を作って走らせる目的があったのかもしれませんね。
エコロマーベリックが逃げる展開でセイウンパシュートは3、4番手を追走しています。
4コーナーでは塞がれることなく外に進路を取って、後は末脚勝負。
残り400mでエコロマーベリックが徐々に後退する一方、セイウンパシュートは楽々抜け出し手応え良さげに見えます。
コスタレイがセイウンパシュートとの差をジリジリ詰めていきますが、なかなかセイウンパシュートもしぶとく抜かせない。
残り100mで馬体を合わせるとゴール前では半馬身の差をつけて勝利しました。
口取りではパスファイヤーを外して登場。
レース後なのでコスタレイは興奮状態で、ジッとしていることが出来ません。
なんとか駐立させようと担当さんも大変そう。
レース後の調教師コメントにある通り、大跳びのコスタレイにとってはスローペースは向いていないようです。
その中で先行した馬を差し切って3着以下を3馬身ほど突き放しているので、タイムは遅いですが強い内容だったのではないでしょうか。
上のクラスに行けばもう少し流れると思うので、どれだけやれるのか楽しみです。
しかし、昇級初戦で競り負けたアドマイヤサジーが土曜に2勝クラスを走って8着に負けています。
次走の好走を期待したいところですが、勝って兜の緒をしめよですね。
ここまで読んで頂き誠にありがとうございます。
時間を見つけては自分の出資馬とその写真などを紹介していこうと思ってますので、またお付き合い下さい。